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 SEPTEMBER 1998 〜1998年9月〜

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やっとですね。 He'd rather be a snail than a sparrow - yes, he would...?

 例の対人地雷禁止条約(の批准)がきょうの参議院本会議で可決されて,なんとか条約発効までに参加できることが決まった。 いざ採決になると全員一致で棄権も反対票もなかったのだから,シロート目には「この9か月間,みんないったい何をしてたのぉ?」だけど,きっと日本のコトだから各省庁や利害のからむ族議員とか業界への根回しが大変だったのだろう。

 それにしても小渕サン。 めったにないあかるいニュース(しかも自分が外務大臣時代に珍しく強く推進した経緯もあるのに)を発表する時くらい,もっと胸を張ってニコヤカに話せないもんかねぇ。 [1998/09/30]

 

ロサンゼルスの黒人市長。 Farewell to Tom Bradley.

 テキサス出身で,ロサンゼルス初の黒人市長だったトム・ブラッドレー氏が亡くなったというニュースを今朝のCNNが伝えていた。

 人種偏見・差別の根深いあの国で,ロサンゼルスという大都市の市長を長く(約20年)勤めた裏にはいろんな苦労があったに違いない。 オリンピックを商業主義に変質させた張本人という批判もあったけど,時代を先取りしていたにすぎないのかも?

 アメリカや北欧には,最近は女性や少数民族の首長や議員が増えてきているらしい。 長野のパラリンピックの閉会式を見に行った時も,次期開催地ソルトレイクシティの女性市長さんが大会旗(?)を力強く受けとっていたのが印象的だった。 閣僚に女性がたったひとり(しかも「小渕内閣の目玉のひとつ」と,あからさまに人気取りのために起用されただけ)で,自治体の首長はもとより市町村議会議員レベルでさえ男ばかりのセクハラ社会のぬるま湯にひたっている・・少数民族たるアイヌの国会議員も長い国会の歴史で前にも後にも萱野茂氏ただひとりという・・わが祖国日本は,世界に取り残されているとしか言いようがない。

 女性だらけの職場で働いている者の実感としては,いくら責任ある立場をまかされても視野が狭くリーダーシップをとれない人がいる(多い?)のは男も女も同じだし,権力をカサにきたりワイロ性の強い接待にウハウハしたりするのも,男女差よりも個人差だと思う。 だからこそ,いちどは公的なポストの過半数を女性や少数民族に占めてもらって,澱んで腐ったモノを一掃してほしいな。 それでこの国が良い方向へ変化をするという保証はないとしても。

 えーと・・トム・ブラッドレーという名前・・どっかで聞いたことがある。 ロサンゼルスの市長だったことさえ今日はじめて知ったのに・・うーん,なんだっけかなぁ・・と夕刊のブラッドレー氏死去の記事を読んでいて,やっと思い出した(記事には書いてなかったけど)。 そう,日本人がロスに行く時にたいていお世話になるロサンゼルス空港の国際線寄せ集めターミナルが「Tom Bradley International Terminal」という名前なのでした。 [1998/09/30]

 

つまんないの。 Conservative resolution.

 栄光の(?)「へっぽこサイト第一号」を贈呈した「スカイマークエアラインズ」のサイトが更新して,ありきたりのデザインに変わってしまった(ページの情報を見ると,9月25日の午後に更新したらしい)。 画像表示をオフにしてアクセスするとどこを押せば次に行けるのかわからないのは相変わらずだけど,いちおう時刻表も載っているし「ウェブからの予約機能を今後作るぞぉ」という意気込みだけは伝わってくる。 ただ,ニュースのページもないし,月に1回時刻表を差しかえればすむようなデザインなのは「これから」の会社としてはいかにも古くさい。

 なにより・・全員もれなく「00001」がもらえたアクセスカウンターがなくなってしまったのが残念・・。 [1998/09/30]

 

囲い込まれちゃってもいいかも。 Competitive customer service.

 株価15円の長銀の次は★★銀行だ・・の噂に踊らされたわけでもないけど,これまで給料の振り込みから公共料金やクレジットカードの決済までしていた某△△銀行から預金をおろして,外資系の某シ☆☆バンクに口座をつくった。

 預金残高(月平均)が30万円を切ると「口座維持手数料」2010円(消費税込み)を取られるとか,平均残高が100万円以上だと海外送金手数料(普通4000〜5000円)や提携都市銀行のATMでの現金引き出しの手数料が無料になるとか,「ウチに預金を集めるとおトクですよぉ」的サービスが充実しているのが気に入った。 普通預金に100万円を1年間預けても利息が1000円とか2000円の時代に,毎月キャッシュカードで自分の給料を引き出すたびに105円とか210円の手数料を取られるなんて耐えられないもの。 月平均預金残高100万円以上ったって定期預金も含めての計算だから,カタギのサラリーマンなら無理な設定ではないし。 それに,登録した送金先なら電話1本で夜中でも振り込み手続きができる(もちろん,規定の残高があれば手数料無料)のも,平日の昼間に銀行に行けない生活をしている者にとっては魅力。 あ,このシ☆☆バンクが何年か前に倒産寸前だったってコトも預金保険の対象外ってコトも承知の上です。

 なにより気に入ったのは,ハンコではなくサインで本人確認をしてくれるということ。 なんでもかんでもハンコを要求するくせに,街で売ってる三文判でOKという(それでもうっかり紛失すると本人でも相手にしてもらえない)理不尽な日本の習慣が不愉快だったので,このコトだけでも乗り換えた甲斐があったと思った。

 でも本当の目的は外貨預金。 為替差益/差損があるとしても,某国通貨建ての定期預金の年利5%以上なんて誘惑に勝つ自信はない。 それと,ひそかに狙っているのはEUのユーロ。 ご祝儀相場で値上がりしたところで売り抜けちゃおう,なんてね。 まぁ,元手が◯十万円じゃねぇ・・。

 本日の格言: 金を儲けるには,とりあえず元手になる金が必要。 ちぇっ,残念。 [1998/09/29]

 

国民が選んだ新首相。 General election.

 ドイツの総選挙で野党の社民党が勝ってコール首相に替わって左派の連立政権ができるようだ。

 国民が「No!」をつきつけた政党が身内から新しい党首(=新しい首相)を選ぶ上で最も重視されたのが「衆議院の解散・総選挙をしない男」というコトだったという日本とは「月とスッポン」ってとこですかな。 あ,そんな喩えをしたら,スッポンに失礼か。

 まぁ,些細なコトで分裂・合流をくり返して「影の内閣」すらできない野党のほうも,問題が大きいようにも思うけど。 [1998/09/28]

 

ある冒険者。 Cross-Atlantic Swimming Challenge.

 フランスのBenoit Lecomteという人がアメリカ東海岸からフランスまで大西洋を泳いで横断したそうだ。 もちろん,ヨットの「大平洋ひとりぼっち」みたいに全くの単独行動なわけはないけど, 5000km以上の距離を泳ぎきったなんて驚き。

 世間の注目を集めて,がん研究のための資金集め(→ The Association for International Cancer Research <http://www.aicr.org.uk/index.html> )をしようという目的で, Benoit氏自身が父親をがんで亡くしていて「自分と同じような悲しみをする家族の人が一人でも少なくなるように」願って今回の冒険を決意したとのこと。 おなじチャリティを思いつくにしても,スケールが違うよなぁ・・。 でも,くそまじめなだけじゃなくて,使ったフィン(足ひれ)の裏に「Will you marry me?」と書いてちゃっかりガールフレンドへのプロポーズを成功させちゃうところが,なんともオチャメ。

 The Cross-Atlantic Swimming Challengeのウェブサイト( <http://www.swimatlantic.com/index.htm> )にはいろんな情報が載っていて,電気を利用した「Shark POD」というサメよけの機械が興味をひいた。 これを使っているうちはサメが近寄ってこなかったのに伴走船に上がってスイッチを切ったら寄ってきた,なんて書いてあるけど・・そんなに信用しちゃっていいんだろか? [1998/09/26]

 

グリニッチ標準時とイギリスの時計。 EU Mean Time?

 さっき下の欄を書きながらテレビでBBCのニュースを見ていたら,イギリスのイングランドとウェールズが大陸の多くの国に合わせて時計を1時間進めることを検討していると言っていた。

 イングランドといえば世界の時間帯の計算の基点となるグリニッチがあるところ。 そこの時計が1時間進められるということは,GMT(Greenwich Mean Time:グリニッチ標準時)も1時間進むのかな? あれ,それじゃぁ他の国の時計を強制的に1時間遅らせることになって「時計を進める」ことにはならないか。 でも,じゃぁ標準時としてのGMTと現実の「グリニッチの時刻」が常に1時間ずれちゃうの?? うーん・・。

 まぁ,いままでも夏の間はイギリス全体が夏時間(Daylight Saving Time)で時計を1時間進めていたんだから,遠い世界の果ての国で気を揉む必要なんてないのかも。 [1998/09/25]

 

ひとくちすじこ。 Salmon eggs [2].

 そこいらのスーパーの魚売場にもナマのすじこが並ぶ季節になりました。 家で簡単に「ひとくちすじこ」を作る方法を。

 【準備するもの】 ナマすじこ(ひと腹),塩(適量),密閉容器・冷蔵庫・包丁・まな板(各1)。

 【手順】 すじこを包丁でひとくち大に切る。 塩を振りながら密閉容器に詰める。 冷蔵庫で2〜3日寝かせて完成。 ほっかほかのゴハンにどうぞ。

 えっ? これじゃぁ,あんまりだぁ?? ・・んじゃ,北海道で教わった「いくらの醤油漬」の作り方。

 【準備するもの】 ナマすじこ(好きなだけ),塩(多めに),しょうゆ(適量),みりん(適量),日本酒(少々),ぬるま湯(ボウル2〜3杯),水(多量),密閉容器(適量:作りおきするなら小さいものをたくさん),ざる・ボウル・冷蔵庫(各1)。

 【手順】 ボウルに入れたぬるま湯にたっぷり塩を入れる。 その中でナマすじこを手でほぐす(湯の温度が高すぎると粒が白く濁ってしまうので注意・冷たい塩水でもできるが気が遠くなるくらい時間がかかる)。 ほぐした粒いくらをざるに取る。 塩水をたっぷり作って,ざるに取った粒いくらを放り込んでよく洗う(ほぐしたときに残った筋や破れた粒の皮を取り除く)。 洗った粒いくらをざるに取りよく水気を切る。 塩を少量まぶしたあと密閉容器に入れ,しょうゆ・みりんと日本酒少々(好みで調整)のつけ汁を満たして冷蔵庫へ。 3〜4日寝かせてできあがり。 口の中でプツプツ潰れる感触が最高! ゴハンの上に「これでもかぁっ!」ってくらいたくさん盛って切り海苔を散らせば超豪華な「いくら丼」。 サケの刺身かフレークと盛れば「北海親子丼」。 保存するなら2〜3日寝かせたものをそのまま冷凍庫へ。 自然解凍すれば1年中オイシイいくらが楽しめます(でも,すぐ食べちゃうので1年ももったコトがない・・)。

 つけ汁を入れず塩だけにすれば,おなじみの塩漬けいくら。 どうぞお試しを。 [1998/09/25]

 

勤労感謝してよ・・の日? Confusion will be my epitaph.

 休日出勤/夜勤あけで帰ってきて,おもいっきし眠い。 考えてみると,先週の土曜日からの5日間でまともに休んだのは月曜日の夜だけやんかぁ。 なのに厚木基地の飛行機どもは夜遅くまでヒュンヒュンゴォゴォ騒々しいったら。

 今日は勤労感謝の日なのに・・今日じゃないや,きのうだ・・そーいえばここ数年9月23日は仕事してることが多いなぁ・・それに過去6年連続して大晦日か元旦にも働いてたしぃ・・代休ももらってないしぃ・・ちょっとは世間に感謝されても・・んっ?・・勤労感謝って・・うそでぇ,秋分の日ぢゃないかぁ・・いかん・・脳みそウニ豆腐状態・・寝よ。 [1998/09/24]

 

へっぽこサイト第一号。 New company with fossil brain.

 9月19日に運航を開始したスカイマークエアラインズ。 新しい時代の航空会社はきっとインターネットをバリバリ有効に使っているだろうから,「本日就航!」とか「一番機を迎える福岡の地上職員」とかの華々しいニュースを期待してウェブをのぞいたら・・「最終更新4月30日」だと。

 トップページに大きな画像が貼ってあってアニメーションするのも,いちばん上に別フレームで「Go to Menu Page.」のリンクがあるから許そう。 でも,そのメニューページ <http://www.skymark.co.jp/menu.html> がひどい。 レイアウトに表組みを利用しているのもこんな時代だから目をつぶるとして(accessibilityを考えると困ったちゃんなんだけど)も,メニューが全部「画像をクリック」の形になっているのにその画像に「alt」が設定されていないので「画像読込」をオフにしてアクセスするとなぁ〜んもわからん。

 まぁ,画像読込をオフにしてると先にすすめない困ったサイトは掃いてすてるほどあるんだけど,スカイマークさんのきわめつけは一番下のアクセスカウンター。 19日にアクセスしたとき「000001」で「えぇっ! もしやアクセス第一号!?」なんて思ったけど・・んなワケない。 ためしに今朝もいちど行ったら,やっぱり「000001」。 なんなんだか。

 で,19日にさっそく「変だ」「最新情報を」とメールを送ってみたけど,いまのところ返信もサイトの更新もなし。 こりゃダメだぁ・・ってコトで,栄光のへっぽこサイト第一号はスカイマークさんに決定! [1998/09/23]

 

わけわからんぞぃ。 What's happening? [2]

 内蔵MOを増設してからというもの,奇妙な症状に悩まされている。 起動時にデスクトップのファイルやドライブ(ボリューム)のアイコンの名前の表示の文字が,なぜか設定してある12ポイントではなくデフォルトの(?)10ポイントになってしまう。

 この症状,以前System 7.5.5で外付けのハードディスクを増設したときにも出て,たぶんデバイスドライバのSilverliningとの相性の問題か何かかなぁと思ってたんだけど(アップルのサポートに電話したら「純正以外のドライバなどを組み込むと何が起きても不思議じゃないです」と冷たく切り捨てられた),システムをOS 8.1にしてからは影をひそめていたので忘れていた。 まぁ,それ以外には不都合は起こらないし「ファインダーの設定」でサイズを指定しなおせばすむことだから,べつに困りはしないんだけど・・。

 パソコンには余計なモノを付け加えないでそのまま使え,ってコトかな。 対応する外付け機器がないiMacなんてのは,その点悩まなくてすむからラクちんなのかも。 なんかわからんけど,とりあえず使えてるんやから・・ま,えーかぁ。 [1998/09/22]

 

にぃちゃん,しっかりしてなぁ。 Next generation.

 晩メシを食おうと『牛丼の△△屋』に入った。 ちょっと豪勢に「牛皿定食肉大盛玉子付780円」を注文したのに,バイトのにぃちゃんがえっさかさと持ってきたのは「牛皿キャベツ定食肉大盛玉子なし」だった。 キャベツが嫌いなわけじゃないけど今日は玉子が食べたかったので「違うよぉ」と言ったら,「すみません」でも「失礼しました」でもなく「え?」と言ってお盆をさげて,しばらく待たせてから黙ぁ〜って「牛皿定食肉大盛玉子付」を持ってきてドン。 いまどきの若いモンはぁ・・と年寄りじみたコトを考えながらたいらげてレジに伝票をもっていったら,さっきのバイトくん,ピッと「牛皿単品肉大盛」のボタンを押して「480円です」だと。

 就職が超キビシイいまの時代にそんな集中力に欠けた仕事しててダイジョーブなんかい? オイラが店長だったら,こんなバイトは一日でクビだぁ。 (でも,彼のようなボーとしたバイトくんを上手に使えなければ,いまの時代は店長失格なのかも。) あ,ちゃんと780円払って帰ったよ。 [1998/09/21]

 

規制緩和の打上げ花火? That's one small step for aircraft; one giant leap for consumers.

 「運賃半額」を売り物にした新しい航空会社スカイマークエアラインズ <http://www.skymark.co.jp/> がきのう羽田−福岡線の運航を開始した。 チェックイン用のパソコンシステムのトラブルがあったりタラップ下で記念撮影をするメーワクなヤツがいたりで出発が1時間近く遅れてぶーたれてた客もいたらしいけど,定期運航の航空会社が新しく参入するのがじつに35年ぶりだそうだから,日本の消費者にとってはまずはめでたいニュース。

 ただ,今朝の某テレビ番組で言っていた裏話では,最初の計画では3機で1日9往復運航してなんとか採算が取れそうだったのを3往復しか認められなかったので赤字確実だとか,運輸省の最終的な運航許可がおととい(就航前日!)の午後4時までずるずる待たされたとか,官僚のイジメがけっこうあったらしい。 運輸省はほんとうは航空業界の規制緩和などやりたくなかったそうで,ただ省庁別の許認可権の件数がダントツに多くて批判をあびて,何か目玉商品が欲しかったからにすぎないんだとか。 だから,新会社が運航を開始してくれなくては「規制緩和」が目に見える形にならないので困るけれども,官僚や議員と仲良しの既存の会社がそろって大赤字であえいでいるのにオイシイ路線だけ取った新会社が黒字でウハウハになってもらっては困る・・というのがホンネなんでしょ。

 その番組の中で興味をひいたのは,スカイマーク(なんか『すかいらーく』と語感が似てるなぁ・・)の株主の中に,宅急便のヤマト運輸の小倉昌男前会長が個人出資で参加しているという話。 がんじがらめの規制の網と戦う同士として共感するものがあったに違いない。 『クロネコヤマトの宅急便』も最初のころは郵便小包との比較でずいぶんいろいろ言われたしイジメられたらしいけど,今では荷物は(離島以外には)小包よりも宅配便で送るのがほぼ常識化しているので,硬直した枠組みを破る新会社には期待をしたいし,消費者の立場としては状況が許す限り応援したいと思う。

 ・・ということで,次の休みには福岡にでも行ってこようかな,っと。 [1998/09/20]

 

ロボットでも来たんかな? So many visitors in one day.

 トップページのアクセスカウンターが,一晩で一気に200以上増えていた。

 誰かが口コミで宣伝してくれてアクセスしてくれる人が急増したんならうれしいけど,さすがにこれまでのペース(1日に5〜10人)を考えると信じられないので,カウンターの間違いか検索サイトのロボットでも遊びに来たかクラッカーが侵入を企てたか,そんなトコかなと思う。

 でも,カウンター増えるとウソでも嬉しいね。 つまんないサイトなのにマメにアクセスしてくださっている方,ほんとにありがとうございます。 [1998/09/19]

 

気象庁の勝ち。 Although they would take no responsibility for a missed forecast.

 「気象予報士」という資格を取ると独自の天気予報を仕事として発表できるのだけど,台風の進路予報(予想?)だけは気象庁発表のものしか言ってはいけないらしい。 予報がはずれたときの影響が大きすぎるから,というのが理由だそうだけど,はて・・気象庁さんは予報がはずれたときに何か責任を取って補償をしてくれたりしましたっけ?

 まぁ,日本周辺の台風だからといって日本でしか観測していないわけでもなくて,こんなときこそウェブの出番。 ためしにここ数日間の台風6号の進路予報を,気象庁発表(防災気象サービス <http://tenki.or.jp/>台風情報ページ <http://www2.tenki.or.jp/html/typhoon.html> 他)と,アメリカ海軍関係の「NPMOCW/JTWC - Joint Typhoon Warning Center <http://www.npmocw.navy.mil/npmocw/prods/jtwc.html> 」の予報を見比べてみた。 わりと早い時期から気象庁の予報はぐぐぐっと西にそれて九州の南をかすめて東シナ海に抜ける進路予想を出していて,一方のJTWCはおとといの夜くらいまで九州を縦断して朝鮮半島の方に抜けるという予想だった。 シロート目には,素直に北上するJTWCの予想のほうがなんとなく自然なように見えたんだけど,結果はご存じのとおり九州には上陸せず東シナ海に去っていって,この勝負は気象庁の圧勝。

 ただ,毎回こうなるかはわからない(気象庁に言わせれば,たまに負けたとしたら相手の予想が当たったのは「まぐれ」なんだろうけど)し,なぜ複数の予報があっていけないんだろう? 「気象庁発表の予想進路はこうですが,△△が××だから私はもう少しこっちにそれる可能性があるんじゃないかと思いますよ」くらいの言いかたで独自予報を発表させてもいいのに。 情報の選択肢は多いほうが良いんだし,競争を重ねてゆくことで気象庁自身の予報にも気合いが入るだろうし。 それとも「日本の一般民衆は情報を適切に選択する能力がないから『お上』が情報を選択してひとつにしぼってあげないと混乱してしまう」という発想の官僚に自分たちの生活や運命をこれからもゆだね続けますかね? [1998/09/19]

 

民間人が命かけてるのに・・。 Tribute to Ms. Rieko Hanaoka.

 国際協力事業団(JICA)からタンザニアに派遣されていた臨床検査技師の花岡理英子さんという女性が,強盗に襲われ銃で撃たれて亡くなったそうだ。 5年前にカンボジアで撃たれた中田厚仁さん[と警察官の高田晴行さん],先日タジキスタンで襲撃された秋野豊さんに続いて,またも日本から派遣されて働いていた民間人(官僚でも軍人でもない人)が襲われたのは,お互いの国にとって悲しいこと。

 それにひきかえ政府関係者は・・ケニアのアメリカ大使館が爆破されたときに絶妙のタイミングで不在だったという日本の青木大使(そう,ペルーで人質になってたあの青木盛久氏その人)にしても,PKOで行った先で襲われたときに正当防衛で発砲するのにも自己判断に任せられず「上官の命令が必要」と主張している(真意は他にありそうだけど)どっかの国の自衛隊にしても,危険なコトは民間人のスタッフやNGOにまかせて高みの見物を決めこんでるんじゃないのかぁ?・・なんて,つい邪推してしまう。

 亡くなられた花岡さんのご冥福を心からお祈りします。 [1998/09/18]

 

間に合わなかったね。 Anti-personnel land mine ban treaty.

 昨年末にオタワで調印された対人地雷禁止条約が,40か国めのブルキナファッソ(西アフリカ)の批准で6か月後の来年3月に発効することが決まった(国連のdaily highlightのページ <http://www.un.org/News/dh/> から 16/September/1998 を選択,5項目め)。

 「協調の人」小渕首相が外務大臣時代に,珍しく周囲(防衛庁や外務省)の抵抗を押し切ってせっかく調印にこぎつけた条約なのに,批准に手間取って「40か国」の仲間入りをできなかったのは,なんとも寂しい。 泥沼化している長銀問題とは別に「これはわが国にとって重要な条約だ」と率先して批准を求めるくらいの指導力があれば,誰がやってもうまくいきそうにない経済政策での失敗も少しは許してもいいかなとも思うのに・・。 結局,目の前の懸案事項を合議することにしか注意がいかない,リーダーシップのない単線思考の人だという印象が正しかったんでしょうかねぇ。 [1998/09/17]

 

台風来たほうがましかも。 No more NLPs, I'd rather welcome Todd.

 ここ数日,厚木基地の米軍の戦闘機が夜遅くまで飛んでてウルサい。 あしたからのNLP(夜間発着訓練)は硫黄島周辺が台風で荒れてるからという口実できっとこっちでやるんだろうし,24日には天候に関係なく厚木での訓練が予告されてるし,もうウンザリだぁ。

 さすがに台風のまっさいちゅうにはやらないだろうから,台風6号が来週まで関東周辺で停滞してくれないかなぁ,ってのが正直な気持ち。 空母の乗員の慣熟訓練なら,1週間早く出港してどっか海の上でやってくれよぉ。 失敗して落っこちたときの被害は海の上のほうが少ないんだしぃ。 [1998/09/17]

 

めでたくなかったぞぃ。 What's happening?

 あふれそうになったハードディスクのバックアップを取ってから,いらないファイルを整理しようと思ったら,MOへのファイルコピーでエラーの連続。 それもコピーの途中でファインダーがフリーズして,ときどきMOのマスターディレクトリが壊れるという困った症状で,何度かそれまでコピーしたファイルまで読めなくなって,ディスクを初期化するハメになった。

 どうも一度に大量の(といっても2000個くらい)ファイルをコピーすると発症するようで,手動で少しずつコピーしていけばなんとかなりそうなんだけど・・こんなに不安定じゃぁ,安心してバックアップ用に使えねぇじゃんかよぉ。 ぶーすかぶー。 [1998/09/17]

 

台風一過。 Typhoon Stella has gone.

 朝出勤するときにはあんなに雨も風もすごかったのに,昼前にふと窓の外を見たら雲ひとつない快晴。 今年いちばんの青空じゃないかな?

 仕事おわって家に帰るころには西の空に少し出た雲が夕日に映えて,すごいきれいだった。 たまにはこんな単純なコトに感動するのもいいもんだ。 うん。 [1998/09/16]

 

どきどきの初体験。 No more warranty by Apple Computer.

 日曜日に秋葉原へ行って内蔵用のMO(光磁気ディスク)ドライブを買ってきた。

 これまでは,SCSIの外付け機器の増設しかしたことがなく,パソコン本体をあけるのは今回がはじめて。 以前の製品に比べて最近のマックはケースを開けての作業が簡単になったそうだけど,フタを開けるところでまずシールドのアルミ板がどっかにひっかかって押しても引いても動かなくなっちまった。 「本体のフタを開けると保証対象外」というマックのマニュアルの文句が頭をよぎる・・。 あちこち見てみると,ちょうど取り外しのできるベゼルの裏あたりでひっかかっているようなので,えいやぁっとベゼルをはずしたらひん曲がったシールド板(3.5インチベイの前の小さいの)もろともフタが無事にはずれた。 ふぅ。

 増設用の3.5インチのベイは,システムが入った大事なハードディスクの下にあるんだけど,そのままだと手が入らなくて作業ができない。 なんかの雑誌に「増設するには,まずハードとフロッピーのドライブをはずして・・」とあったのを思い出して,取り付けられている台(ベイの間の仕切り)を前にずるずる引き出したら,うー,SCSIケーブルが短くてちぎれそうだぞい。 ん?・・よく見ると仕切りの台の上にマウントが乗っていて,ちゃーんとドライブを残して仕切りだけ外せるようになっていた。 やれやれ。

 さて,SCSIのIDやターミネーションの設定をした(それも一苦労だった・・)MOドライブをマウントに仮組して位置関係とかを確かめると,付属のベゼルの穴と大幅にずれている。 2列あるネジ穴の下のほうを使ったのが間違いで,上のほうを使って浮かさなければいけなかったんですねぇ。 製品の箱に載ってる写真では,マウントにぺったり付けて下の方に固定してあるように見えるのに・・これもよく見ると,ネジで固定しないでただ置いて写真撮っただけだぁ。 説明書にも何も書いてないし,いくら「改造は自己責任」ったって,最低限の情報くらいはマニュアルに書けよぉ。 で,上の列にしっかりネジ止めして,付属のSCSI延長ケーブルも付けて,さぁ組み付けだぁ・・と思ったら,電源の位置が上のハードディスクのドライブと逆なので,マック本体にせっかく付いている電源コードが届かないっ! えーん,「必要な物は全部入ってますから」という店のおにいさんのコトバを信じたのが間違いだったよぉ。

 手術台にのせられて無惨な姿をさらしているマックをそのままにはできず,とりあえずMOには何も接続しない最初の状態に戻していちどフタを閉めて,たかが電源の延長コードひとつのためにまたまたパソコン屋へ。 適当な長さのがなくて,いちばん短い50センチのを1本。 300円なり。 買って帰ってさっそく手術を再開して,余った電源コードがちょっと目障りだけど(どーせフタすりゃわかんねぇ)なんとか完成。 忘れ物はないかと指差し確認してフタを閉じて,いざ電源スイッチをオン。 SCSIの機器のチェックでもちゃんとドライブを認識してくれてるし,マック用のフォーマット済みのディスクを入れたら自動でマウントされてデスクトップにアイコンが出たし,ばっちりやね。 ん?・・「接続しただけでは使えません」と同封されていたフォーマッター(ドライブ7)の出番がなかったみたいやけど・・ま,えーか。

 めでたしめでたし。 [1998/09/15]

 

ここまで書くんかぁ。 Independent Councel Report.

 クリントンの偽証疑惑調査報告書がインターネットで公開されたというので,つい野次馬根性で見に行ってしまった( <http://icreport.house.gov/> 他)。 内容はそのうちワイドショーとか週刊誌に載るだろうから書かないけど,できの悪いエロ小説を読まされているみたいで気分が悪くなった(勝手に読んだほうが悪い?)。 それにしても,7月に就職したホワイトハウスのインターンの女性と4か月で「不適切な関係」を持つような関係になっちまうなんて,いやはや,そこらの不倫オヤヂと同じ手の早さ・・。

 いやいや,そんなコトが書きたいんじゃなくて・・[1] まだ『検察側の調書』段階の報告書まで公開しちゃう姿勢と,[2] 報告書に載ってる女性たちの呼称が「Miss/Mrs.」ではなくて全部「Ms.」になっている,の二点にいまさらながら感心したってことでした。 [1998/09/14]

 

ちょっと訂正。 Erratum [2].

 9月6日に「13年前の日本航空123便の御巣鷹山への墜落事故で,いまだにコクピット・ボイス・レコーダーの音声記録が文書でしか公表されていない(ナマの録音記録が運輸省の事故調査委員会以外で公開されていない)」と批判的に書いたけど,どうもコクピット・ボイス・レコーダー(以下CVR)の記録の扱いはいろいろ規則で縛られていてやっかいなようで,このあいだのスイス航空機の事故でも,やっとCVRが発見されたというニュースによると「規則によりCVRの音声記録は公表されない」んだそうだ。 個人的には,報道や事故報告書であれだけ乗員や関係者の私生活を公表しておいて,いまさらコクピット内の会話は乗員のプライバシーが・・などと言われても理解に苦しむけど,いずれにしてもこの件に関して日本の事故調査とスイス航空との比較で書いたのは的外れだったみたい。 (日本の役所の情報非公開性についての意見は変わらないけど。)

 で,あの日スイス航空から発表された交信記録はカナダの運輸安全局発表のものには違いないけどダイジェスト版だったようで,きのう見たら運輸安全局自身がウェブ上で全文を公開していた <http://bst-tsb.gc.ca/eng/about/emergency/eurgent_atc_prelim_transcript.html> 。 (事故調査委員会のサイトすら存在しない日本の運輸省は,日本でこんど事故があったときに何か情報を流すでしょうか・・?) それを読むと,機内の煙を報告してから緊急事態を宣言するまでの約10分間は比較的冷静な会話が続いていたようで,だからなおさら地上との交信がとだえた前後のコクピット内での会話を知りたいと思う。 (ただの野次馬根性です。)

 でも・・自分の職場でお客さまやスタッフの人たちとの会話を逐一録音して記録されているとしたら,それだけでストレスだろうなぁ。 で,あとで「セクハラ発言!」とかで公開されちゃったりしたら・・はぁ,パイロットでなくて良かったぁ・・? (←ヲイヲイ,ちょっと違うんでないかい?) [1998/09/13]

 

はずかしいからやめようよ。 Lack of imagination.

 飢餓や洪水で困っている北朝鮮の人たちを支援しようと計画されていたチャリティーコンサートが,主催者や会場提供を予定していた店への相次ぐ脅迫で中止に追い込まれたというニュースがあった。

 北朝鮮という国家が,何を考えているのかわからない困った国であるのは確かだと思うけれど,それは「国家の支配層」や「軍部」が困った存在なのであって,そこに住んで飢えている人たちや日本にいる朝鮮民族の人たちが「困った存在」なのではない。 なのに,このまえのミサイル騒ぎをきっかけに朝鮮学校の生徒や民族服を着た人が襲われる事件が続いて,追い打ちをかけるように今回のニュース。 そういえばペルーの日本大使公邸人質事件のときも日本に住むペルー人やペルー料理屋に嫌がらせ・脅迫がたくさんあったらしいし,どうも日本にはこの手の短絡思考しかできない頭の弱い卑劣なお方が大勢いらっしゃるようで,おなじ国に住む者としてとっても恥ずかしい。

 たとえばオウムの残党がどこかの国で毒ガスを撒いたりしたとして,「日本人はけしからん」と海外に留学しているあなたの娘さんが襲われたらどう思いますか? 自分と異質なものの存在を許容するのは難しいけれど,自分が「異質な者」であるとした場合にどう対応してほしいかを想像すれば,すくなくとも共存してゆくことはできるんじゃないかなぁ・・。 [1998/09/12]

 

疑わしきは強者の利益に? Our Supreme Court.

 スナック「シャネル」のママが,海の向こうのシャネルに「ブランドのイメージを著しく低下させる」と訴えられていた事件(?)で,最高裁判所が高等裁判所の判決をくつがえして「スナック名でシャネルは不可」という判決を出した。

 業種が競合しなければ同じ商号をつけても良いはずなので,たぶん商標権の侵害か何かなのだろうけど・・「商標登録してある名前は商号として使用してはいけない」なんて決まりだと普通に思い付く名前は名乗れなくなってしまうから,今回の判決は「高級ブランドの商標は無名の商標よりも保護されるべき」で,かつ「スナックというのはブランドイメージを傷つける卑しい業種」だという判断なんだろう。 (新聞のベタ記事を読んだだけなので詳しいことは不明。)

 最近の最高裁は,国会の定数不均衡による一票の格差で相変わらずの「現状追認」の判決を出したり,出張中で郵送された訴状が届かなくて欠席裁判のまま妻のサラ金借金の肩代わりを命じられたのは手続き上問題ないと判断したり,「長いものに巻かれろ」的な印象が強い。 まぁ昔からの体質と言えばそれまでかな。 でも今回の判決は,スナックという仕事を見下しているようなところが許しがたいと思う。

 ちなみに,電話帳で見るとウチの町には「シャネル(パブ)」と「シャネル(美容院)」の2軒があるんだけど,訴えられたら負けるんかな。 [1998/09/11]

 

なかよしこよし。 No smoking, please.

 全日空と日本航空が,来年春から国際線全便を禁煙にすると決めたそうだ。

 非喫煙者としては,禁煙席に座っても前後の喫煙席から流れてくる煙でうっとおしい思いをしてきたので,やっと日本の航空会社も世界の流れに乗ってくれたかと,うれしい。 なんか,日本たばこ(JT)が猛反発しているらしいけど,負け犬の遠吠えですな。 でも,全席禁煙の便でトイレで隠れて一服して,煙探知機を作動させて客室乗務員に機内放送で叱られるようなヤツがいる国だから,完全無煙化はなかなか大変かもしれない。

 それにしても・・2社が同じ日に発表したところが,なんとも日本の会社らしくていいやね。 [1998/09/10]

 

ほれ見ろ円売りだぁ・・ちぇっ。 I missed the chance.

 131円/ドルまで円高になって,そろそろタンス貯金の一部をドルにしよーかなぁと思っていたのに,きのうの日銀の発表で一気に円安になってしまった。 朝のニュースで「1ドル136円台」と言っているのを聞きながら,これでアメリカがワンテンポ遅れて利下げを発表でもしたら詐欺だよなぁ・・と思う一方,そうなったらまたドルが下がるからドル買いのチャンスだぁ・・なんて。

 まぁ,全財産をドルに投資したところで,円が20円値落ちしてもパソコン一台買うだけの儲けも出ないんだけどさ。 それより,いま買うならアジア通貨につられて値下がりしているオーストラリア・ドルかも・・。 [1998/09/10]

 

どこまで緩めりゃ気がすむの? Japanese Yen for sale.

 めりけん野球のどんちゃん騒ぎのニュースのあとにひっそりと流された「公定歩合は0.5%で維持・短期金利は史上最低の0.25%に誘導」という日銀の金融政策変更の報道。

 もともとタダ同然の金利でも回らなかった日本のカネがこの「いっそうの金融緩和」で回るようになるなんて,本気で思ってるんやろか? 資金繰りの苦しい金融機関はホッと一息でも,預貯金の金利でしか手持ちのスズメの涙(虎の子かな)を増やす手だてを持たないパンピーは,ますます財布のひもを引き締めて生活必需品以外の物にカネを使わないようになって,消費が冷え込むだけやと思うけどなぁ。

 0.25%ねぇ・・国が個人に,年利0.25%とか0.5%とかで好きなだけカネを貸してくれるというなら,株でも車でもマンションでも何でも買ってあげるよぉ,っと。 [1998/09/09]

 

みんな野球が好きやねぇ・・。 Sixty-two home runs... so what?

 視聴者からカネをむしり取ってるのに口はいっさい出させない某『みなさまの』放送局の夜7時のニュース番組。 今夜のトップは,自民党国会議員の政党交付金ネコババ事件でも長銀問題でも和歌山砒素事件でも北朝鮮建国50周年でもなく,大平洋の向こうの職業野球選手が本塁打数の記録を30何年ぶりだかで更新したという話を延々10分近くたれ流していた。

 暗いニュースばかりの世の中にすこしでもあかるい話題を,というやさしい心遣いに涙が出そうやね。

 でも,この放送局,ある競技の世界選手権で日本人の若者が2年連続でチャンピオンを取ったりしたときにスポーツコーナーですら報道しなかったような記憶があるんだけど・・それに今年3月の長野パラリンピックでは放映権を独占しているくせに競技の生中継をひとつもしなかったという実績(前科?)もあるし。 『みなさま』はどうお思いですか? [1998/09/09]

 

どっさり・ごろりん・実だくさん。 Good names, same tastes.

 トーストに目玉焼きだけの朝食じゃつまらない,なんかデザート欲しいなぁ・・と,スーパーでいつもは素通りするヨーグルトやゼリーの棚をじっくり見てみると,なんと多彩な品ぞろえ。 果物入りのゼリーだけでも『どっさりゼリー(おお白桃/おお葡萄)』『ごろりんと果実(みかんゼリー/アラカルト/ヨーグルトゼリー)』『実だくさん(びわゼリー/グレープフルーツゼリー)』といろいろあって,目移りしちゃう。

 賞味期限が3週間から6か月先なのをいいことに,手当りしだい買ってしまったのは誰だぁ・・。 [1998/09/08]

 

ちょっとは脳みそ使えよぉ。 People of mimicry.

 和歌山の砒素入りカレー殺人があってから,各地で頻発している毒入り食品事件。 自動販売機の取出し口やスーパーの棚に毒入りの物を置くというのは,かつて『グリコ・森永事件』の頃に流行った手法だけど,ここまで同じような細工で毒を入れる事件が続くなんて・・ニュースで見た他人の手口をただマネているだけ。 しかも,自作自演の狂言までいる。 特定の人を狙った殺人と違って犯人は手がかりをほとんど残さないから,どっかで報道を見て手を叩いているのだろうけど,オリジナリティのかけらもない自分の手口が恥ずかしくないんかな・・。 まぁ,そんなコトを気にするヤツなら無差別殺人なんて無節操な犯罪に手を出したりはしないか。

 こんな幼稚で陰湿な事件が続いていると「3人組の強盗が貴金属店を襲った」とか「某Tみん銀行の職員が駐車場で襲われて集金したカネを奪われそうになって,駆けつけた警官が犯人を捕まえてみたらそこの支店に以前勤めていた同じ銀行の課長で,犯行に使った金属バットは強盗撃退用に課長の勤務先の支店に置いてあったものだった」なんてニュースを聞くと,なんてマトモな犯罪者・・と思ってしまったりする。 はぁ・・感覚がマヒしちゃってるよぉ。 [1998/09/07]

 

日本の役所や公的企業は見習うべし。 Japanese government off-line.

 「スイス航空111便,『Pan Pan Pan 〔機内に異常発生〕』だ。 操縦室内に煙が見られるので,緊急に進路を離れて右旋回して適当な空港・・ボストンあたりかと思うが・・に向かいたい。」
 「〔こちらカナダ航空管制。〕 ハリファックスはどうか?」
 「スイス航空111便,了解。 現在地よりハリファックスに向かう。」

註: ハリファックスまで〔の距離〕は70ノーティカル・マイル〔約128km〕,ボストンまでは300ノーティカル・マイル〔約552km〕,この航空機は高度33000フィート〔約10000m〕より降下を開始した。

 「OK,ハリファックス空港で現在使用できるのは,滑走路06〔北東と北北東の間−北から右回りで60度の方角の意味−を向いた滑走路〕。 進路の誘導が必要か?」
 「誘導願います。 こちらスイス航空111便。」
 「・・左に旋回して030〔北から右回りに30度〕に向かえ。」
 「・・〔滑走路端まで〕あと30マイルだ。」
 「〔この高度から着陸するには〕30マイルでは近すぎる。」
 「・・左に旋回して・・すこし高度を落として・・」
 「了解,左に旋回している。」
 「燃料を捨てなければいけない。 この地域で降下中に投棄して良いか?」
 「OK・・」
 「南に向きを変えて燃料投棄をしたい。」
 「了解,左に200度旋回して,投棄の準備ができたら連絡せよ。」
 「緊急事態を宣言,時刻は01時24分〔グリニッジ標準時〕・・燃料投棄を開始する〔?:原文は'we are starting vent now.'〕。 大至急着陸が必要だ。」
 「スイス航空111便へ,現在地での燃料投棄開始を許可する。 投棄が終了したら連絡せよ。」
 「スイス航空111便応答せよ,燃料投棄開始を許可する。」

註: その後はスイス航空111便からの連絡はなく,約6分後に当該機は水面に接触〔海に墜落〕した。

 (スイス航空公式ウェブサイトのプレスリリースに掲載された,カナダ運輸安全局発表の交信記録 <http://www.swissair.ch/press_releases/pressrel_050998_2300-en.htm>。 原文は英語,日本語訳と〔 〕内の注釈は引用者による。)

 これを読んでいて,13年前の日本航空123便の御巣鷹山への墜落事故で,いまだにコクピット・ボイス・レコーダーの音声記録が文書でしか公表されていない(ナマの録音記録が運輸省の事故調査委員会以外で公開されていない)ことを思い出した。 もちろん,マニアが傍受・録音している可能性のある航空管制との交信記録を隠しても無意味なのでボイスレコーダーと同列には扱えないけど,できるだけ一次情報を公開していこうという方針が興味深い。 今後,日本の航空会社が事故を起こした時に,はたしてどういう対応をするか・・。

 インターネットでの情報収集でありがたいのは,マスメディアを通さずにナマの情報(情報源がマスメディアに提供したものの原文)を入手できること。 とくにアメリカあたりの政府機関は競って文書を公開しているので,日本にいながら大統領のラジオ演説をその日のうちにオーディオファイルでダウンロードして聞いたり,政府機関の発表の全文を読めたりする(日常生活にはなんの役にもたたないけど・・)。

 ふりかえって,わが日本国は・・政府から国民への情報伝達の基本になる『官報』からして,いまだにオンラインでは目次と一部特集記事しか読めず,「欲しかったら最寄りの政府刊行物販売所でお金を出して買いなさい」という態度が露骨。 総理大臣や官房長官の記者会見も,ごくごく一部(しかも質疑応答ははしょられていることが多い)しか掲載されず,マスメディアのつまみ食い報道でしか知ることができない。 政府機関でそれだから,実務を行っている外郭団体や財団法人などは,ウェブサイトすら持たないところも多く,サイトがあっても宣伝文句ばっかりのところがめだつ。 そのくせ,いざモメゴトが起きたら「この規則の改定はいついつどこそこに告示してあるのだから,知らなかったオマエのほうが悪い」という態度に出られるのでムッとしてしまう。 一般の社会人が,毎日図書館で『官報』を読んだり役所や裁判所の『公示掲示板』を見にいったりできるワケないじゃんか。

 それにしても・・墜落したスイス航空111便の229名の乗客・乗員の方々のご冥福をお祈りします。 [1998/09/06]

 

氷みるく。 Ice with milk.

 ひさしぶりに遠出をしたら,出発した時の曇り空がウソだったみたいに青空が広がって暑くなった。 帰り道に温泉に寄って露天風呂でウダウダしてたらのぼせてしまって,喫茶コーナーで『かき氷』を見つけて迷わず注文しちゃった。

 『氷ミルク』を食べながらふと思い出したのは・・むかしむかし,学生だった頃(大昔だぁ)に旅先で食べた『氷ミルク』。 あれは真夏のくそ暑い日,岡山の笠岡という町であまりの暑さに倒れそうになって,ふらふらと入った店で『氷ミルク』を注文したら・・出てきたのは『かき氷』にただの『牛乳』をぶっかけたシロモノ。 ひとくち食べて「何これ?? そりゃ,たしかに『氷ミルク』だけどよぉ・・」と,目点状態。 だって,ふつう『氷ミルク』っていうと,かき氷に甘いコンデンスミルクがかかってるのを期待するじゃない? 驚いた。

 ところが,「なんだよぉ」とぶーたれながら食べていたら・・意外にイケるんですよ,この『かき氷 with 普通の牛乳』。 牛乳のほのかな甘味が氷をひきたてて,媚びるような甘さじゃなくて,あとくちもさっぱりしてて。 旅行から帰ってきてからもなんか忘れられなくて,おもわず『かき氷マシン』を買っちゃいそうになりました。 [1998/09/05]

 

ほっとしちゃ申し訳ないんだけど・・。 Swissair crash.

 9月2日の夜にスイス航空機がカナダ東海岸に墜落した事故で,テレビで第一報を見た時には便名も何も報じられなかった。 普通なら遠い外国の航空機事故のひとつと聞き流すところだけど,スイスのホテル学校に留学している友人がそろそろ実習でニューヨークに向かう頃だったので,まさかとは思うけど胸騒ぎが。 第二報では「ジュネーブとニューヨークを結ぶスイス航空の旅客機が・・」と言っていて,ますます不安に。

 結局は「ニューヨーク発ジュネーブ行き」の便とわかってひと安心だったのだけど(犠牲者の関係者の方ごめんなさい),その後ウェブでニュースを見て回ったついでにスイス航空の公式サイト <http://www.swissair.ch/> をのぞいてみたら,トップページが「Swissair - Information about the accident of SR111」というタイトルの事故情報ページになっていてびっくりした(「SR111」は,墜落したスイス航空111便のこと)。 まだ記者発表がそのまま公開されているだけとはいえ,事故の半日後には乗客の国籍一覧が,そのまた半日後には全犠牲者(乗客・乗員)の氏名(一部はイニシャルと family name のみ)が掲載されていて,心配していた友人の無事が確認できただけでなく,リストの中に知っている名前がないことがわかってほっとした。 日本人が犠牲になった大きな事故でないと日本のマスメディアから詳細な情報を知ることはできないので,公式サイトでこのような情報を流してくれるこの会社の方針はありがたいと思う。 (犠牲者や家族のプライバシーの観点からは賛否両論あるだろうけど。) [1998/09/04]

 

針小棒大。(踊るマスメディア[その2]) Amplifying improper information.

 夕方テレビを見ていたら「岩手で震度6弱の地震」のニュース。

 はじめ見ていた某東京ローカル局では,ネット局がなく情報が入らないであせりまくったのか,手当りしだい現地に電話したらしくて「◯◯町の駐在所と電話がつながっています」と言ったはいいけど「そのようなお問い合わせは本署のほうにお願いします」とオンエアで言われる始末。

 次に見た某Fテレビでは地元のネット局(某岩手Mテレビ)からの中継で,内容としては的確な情報を流していたのに,「震度が大きかった割には大きな被害は出ていない」と言うのがイヤだったみたいで,現地の役場の人がせっかく「いまのところ大きな被害の報告はない」と言ってくれているのに「そうとう大きな揺れで,びっくりされたでしょう?」とか「役場の窓ガラスが割れたりしてませんか?」とか,しつこく聞いて全部否定されていた。 おまけに,盛岡市内(?)の局の屋上から超超望遠で撮影した岩手山の映像をくり返しくり返し放映していたのだけど,どう見ても「山が揺れている」のではなくて「設置してあるところの揺れで派手に『カメラぶれ』している」だけのブレブレ画像だぁ(倍率の高い双眼鏡をのぞいている時に,持っている手をゆすっている状況を想像してみてください)。 でも,超望遠レンズをのぞいた経験がない人が見ると「すげぇ大地震!」と思ってしまうだろうから・・災害時に一般民衆にはマスメディアしか頼れる情報源はないのに,そのメディア自身が冷静さを失ってしまうのは困ったもんだと思う。 [1998/09/03]

 

追記(訂正)。 Erratum.

 きのうの朝のマレーシアのニュース,聞き漏らしていたけど固定相場制への移行は『即日』だそうです(これまた強引な・・)。 ということで,きのうの2段めの「『即日取引停止』ならともかく,」とその後の「とリンギット」の2か所を削除します。 [1998/09/03]

 

世界に背を向けるマレーシア。 Where are they going?

 マレーシアの中央銀行が,自国通貨リンギットの外貨との交換を大幅に規制する(海外での取り引き禁止・固定相場制の導入など)と発表したそうだ。 (NHK衛星テレビで放映のシンガポールSITVによる。)

 首相のマハティールは,以前から「アジアの通貨が不安定なのは欧米の投機家のせいだ」と言っていたから驚きはしないけど,『即日取引停止』ならともかく,いっせいに資本が逃げて株価とリンギットが暴落していくのをボーゼンと見送ることになるんじゃないかと他人事ながら心配してしまう。 マレーシアに工場とかを建ててしまった日本の企業も困ってしまうだろうなぁ。 まぁ,それも他人事だけど。 [1998/09/02]

 

なんやねんな,これは? Vintage price?

 閉店まぎわのスーパーへ買い物に行って,賞味期限切れの近い『お買得品』コーナーをあさっていた。 『子持ち昆布』168円,というのがあって「あんまし安くないけど,値下げ前はいくらだったんだろ?」と値札のシールをめくってみたら(良い子はマネをしないように)・・『108円』だとぉっ! なに考えてんねん,ったくぅっ。 [1998/09/01]

 

追記。 Addendum.

 おととい書いた,やけっぱちセールスの明和地所さん・・今朝の新聞に「東証一部上場しました」なぁ〜んて広告がデカデカ載っていましたねぇ。 あまりにマンション売れなくて倒産寸前であんな電話セールスしてるのかと思ったら,違うんですな。 ということは,一種の確信犯? ・・なんにしても「メーワ」クな会社です。 [1998/09/01]

 

『防災の日』。 Memorial day?

 なんで『1月17日』に変えないんだろ?

 テレビなんかで「9月1日は何の日か知ってますか?」と街の人に聞くと,見当はずれの答えをする人が多いのが現実らしい。 たしかに『関東大震災』は『阪神淡路大震災』よりも被害は大きかったけど・・ほとんどの人が歴史の授業でしか知らない大昔の地震よりも,記憶に新しい大きな震災を入り口にしたほうが多くの人に関心をもってもらえるのに。

 大事なのは「9月1日を記憶に残すこと」ではなくて「地震を含めた災害に備えること」なんだから,時代に応じた変化をしていかなければ『防災の日』なんてのは役所とマスメディアだけの形式的な行事になってしまう(すでに手遅れ?)と思う。 [1998/09/01]

 

 

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