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 April 1999 〜1999年4月〜

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商売する気あるんかい・・? A salesperson who is worse than useless.

 ノートパソコンを買おうと思って,新宿にある某カメラ屋系量販店にでかけた。 クレジットカードで支払えて,秋葉原の横並び価格とほぼ同じで,しかも8%のセールスポイント還元を受けられるから,消費税分+αトクしたような気分になれので,ついつい足が向いてしまう。

 んで,おめあての機種がデモで置いてあったので,近くの若い店員をつかまえて「コレの在庫があったら買いたいんだけど」と聞いたら・・在庫を積み上げてあるカウンターの奥に引っ込んでしばらくごそごそしたあと,もっさりと戻ってきて「いま,ないんです」だと。 あーあ,そんなに人気の機種でもないし,さっき秋葉原の店では「本日お持ち帰りできます」と書いてあったのに・・しかたないや,連休あけにでも出なおすかなぁ・・とガッカリして店を出た。

 しばらく他の店を見てまわったあとに,ふと思いついて最初の店に戻ってカウンターの奥に積み上げてある在庫の段ボール箱の山をじぃ〜っと見つめてみたら・・なんやぃな,さっき「ない」と言われた○社の△△という型番の箱,3〜4箱も積んであるやんけ・・。

 さっきの若い店員があいかわらずもっさり歩いていたけど無視して,別の店員にたのんで在庫を出してもらった。 再セットアップ用のCD-ROMは付属しているのにCD-ROMドライブが別売りだったり,メモリを最大にするためにはせっかく付いている32MBを捨てて64MBのモジュールをささなきゃいけなかったり,なんだか釈然としない商品構成ではあったけど・・それ以上に「在庫を置いてある場所,しかも他店の在庫の問い合わせができる端末も置いてあるカウンターの奥まで行ったのに,さっきのもっさり君はいったい何を見てきたんだぁ?」という怒りのほうが強くて・・(-。-)

 結果的に手に入ったからいいけど,もしあれがホントに最後の1箱で,もっさり君に「ない」と言われてあきらめて店を出ていた間に他の人に買われてしまっていたら・・と考えると,やっぱオダヤカではいられないな。 まぁ,そんなに「なにがなんでも欲しい」というほどのモノではなかったから,こだわるコトもないんだけど・・。 [1999/04/29]

 

敵の敵は味方・・とは限らない。 I am against any violation of the human rights.

 気になるニュースがあった。

 茨城県の三和町が「違法となることは承知」のうえで,オウム真理教信者24人の転入届を受理しないと決めた。 町の決定について町議会も全会一致で同調し,町長は「今回の判断は4万人の町民が支持してくれる」と強気だそうだ。

 オウムの連中の肩を持つ気はなく,基本的には反対運動をする住民に賛同する立場だけど,今回の三和町の決定については「敵の敵は味方」と甘く見ているとマズいんではないか・・と非常に大きな不安を感じる。

 たとえば,自分が所属している集団が,何かの理由で(極端なことを言えばオフ会で飲んだ仲間で政府や行政を批判したというだけでも)公権力から「危険分子」と判断されたと仮定してみると・・いったん「社会の敵」(昔で言う「非国民」)とレッテルを貼られてしまえば,たとえサリンを撒いて人殺しをしなくても,今回のオウムと同じような扱いを受けることは容易に想像できる。 そのとき,あなたは「議会が,住民が支持してくれているから違法であっても正しい」という行政側の態度に同意し納得し受容することができるか?

 マスメディアが味方ではないことは,「松本サリン事件」のK氏に対する報道と,その後の対応を見ると明白だ。 それに「和歌山毒入りカレー事件」「日本海不審船事件」の報道姿勢でもわかるように,警察・行政の情報コントロールに簡単に(故意に?)踊らされてしまう癖がある。 というコトは,隣近所の人たちからだけではなく,マスメディアが(かってに)代表している世間全体から集中砲火を浴びるってぇコトだ。

 くしくも,国会では「日米防衛協力・憲法9条踏みにじり法案」がマトモな議論抜きで「首相の訪米みやげに」と可決を急いでいるさなか。 コト「有事」のおふれが出たとなれば,正体も定かでない「ニッポンの国益」に反する意見を表明する人たちは,おそらく「非国民」とひとくくりにされて,世の中から排除しようとする「世間さま」の強大な圧力に直面するだろう。

 そんなこんなで・・今回の件については「敵の敵だが,やっぱり敵だ」という意識を持っていたいと思う。 [1999/04/27]

 

いでよ「社畜党」。 The vast majority is still treated as 'minority' in our society.

 去年の3月の長野パラリンピックの閉会式で,大会旗が次の開催地に引き渡されるときに,受け取ったソルトレイクシティ(アメリカ)の市長が女性で,重そうな旗を軽々と持っていたのに驚いた・・と以前書いたことがある。 きょう,統一地方選挙後半の結果のニュースで「東京都下に初の女性市長」としきりに言っているのを聞いて,それを思い出した。 なんでも,日本では「全国で女性市長は3人め」なんだそうだ。

 市町村議会の議員の中でも,女性の割合はたったの1割だとか。 女性だけではなく,少数民族(アイヌや沖縄人)や障害者などの「社会的弱者」は,あまりにも少ない。 静岡のどこだかで「24時間介護を要する身体障害者が市会議員に当選!」なんてのがニュースになってしまうなんて・・情けない・・。

 考えてみれば,選挙公報なんかで見る候補者の大半は「男・50〜70歳・現職議員または政党役員または自営業社長」で,どう考えても毎朝1〜2時間かけて通勤しているサラリーマンや孤立して子育てに悩む主婦なんかの気持ちを想像もできなさそうな顔つきのヤツばっか。 そんな中で既成政党は・・中央では弱小化した自民党との関係の中での主導権争いにあけくれている一方で,都道府県知事や市町村長選ではオール与党をめざした無節操連立をくりかえしている。

 そんな連中に対する有権者の答えが,東京都知事選での石原慎太郎当選だったのではないのかな。 都民は,けっして「日本人優越論者」に同調したのではなく,既成政党に「No!!」と言いたくて「石原」と書いたのではないか・・もちろん,ただの想像だけれど・・と思いたい。

 ・・酔っぱらって書いてるからムチャクチャだけど・・多数派なのに虐げられている,女性やサラリーマンなどの「利益代表」の議員が,もっとたくさんいてほしい気がする。 [1999/04/26]

 

雨の日のお出かけの前に。 Good tires keep you safe on wet surface.

 さいきん週末になると雨が降る。 ・・よーな気がするだけかな・・?

 このまえ車のタイヤを替えたときに,いわゆる「スリップサイン」は出ていないまでも,意外にタイヤの山が減って溝が浅くなっていて驚いた。 知識としては「すり減ったタイヤは危ない」と理解しているつもりでも,実際にチェックするのをサボっていてはいけないやねぇ・・f(^^;

 そんな話を職場とかでしていて,じつはタイヤの溝が何の役に立っているのか知らない人が多いことにも驚いた。 「路面への食いつきを良くする(スタッドレスならあたってるかも・・)」とか「デザインだけじゃないの?(そのとーり・・と言いたくなるよーなメーカーもあったりするけど・・)」とか。 うー・・ぢゃぁ,レースカーが溝のないボーズタイヤを使うのはなんでやねん・・??

 晴れて乾いた路面なら,溝なんかないほうが圧倒的に有利。 けど,ちょっとでも路面が濡れると,タイヤ表面と路面との間に水の膜ができて,タイヤが水に浮いた状態になってつるつる滑るようになってしまう。 ちょーど,スケート靴の刃と氷面の間に摩擦熱で溶けた水の膜ができて滑りが良くなるのと同じリクツ。 んで,タイヤの溝は路面の水を前後(・左右)に排除して接地面の接触を保つのが主な役目。 レース中に雨が降りはじめて,さっきまでひゅんひゅんとばしていた車がつるつる滑ってくるくるスピンする姿は,レースファンにはおなじみの風景。

 一般公道で自分の車がそんな目にあうのは・・やっぱイヤだもんね。 こまかい理論は知らないけど,ごくごく単純に言えばタイヤの溝は深くて広いほど濡れた路面での排水性能は良いはずだから・・ねぇねぇ△△ちゃん・・カーナビ買うカネあるんだったら,ボーズ一歩手前のそのタイヤを買い替えようよぉ・・ねっ♪ [1999/04/24]

 

ビジネスクラスで世界一周。 Round-the-world business class air ticket.

 こいつは「旅の小部屋」のネタなんだけど・・更新サボっているので,とりあえずココに。

 航空会社から直接買う航空券はバカ高い。 まして,ビジネスクラスやファーストクラスなんて給与生活者には縁のないモノ。 ・・と思っていたら例外もあるラシイ。

 航空運賃は出発国によって相場が違っていて,日本発が突出して高いほか,経済的に裕福な欧米豪発が高く途上国発が安く,行き先によっても細かく差別されている。 しかも,単純往復でない旅程を組むと複雑怪奇な計算方法に縛られて,まぁ簡単に言えば日本などの相場の高い国がからむとその国の相場に引きずられて追加料金を取られる,という仕組みになっている。

 ただ,いわゆる「正規運賃(normal unrestricted fare)」と呼ばれるモノの他に,有効期限や最低滞在日数や予約・発券や経路変更・払い戻しなどに制限のついた「特別運賃(special fare)」というのがいろいろある。 日本で言えば「ゾーンペックス」などの,いわゆる「正規割引運賃」というタイプ。 日本発のは安く往復できるという以外にはほとんどメリットがないけど,たとえばソウルやバンコク発欧米行きで往復日本でストップオーバー(途中降機・・乗継ぎ地点で24時間以上滞在すること)しても追加料金を取られなかったりするモノがあったりする。 もちろん現地の旅行代理店に行けば,同じような条件でもっと安いモノも存在するので,この分野はハマると奥が深すぎて底なし沼なんだけど・・それはまた別の機会に,っと。

 んで,世界一周。 「Round-the-world(RTW)」というタイプの「特別運賃」は,日本発では(オモテムキは)存在しないけど,日本以外の大きな都市発ではいろいろな航空会社の組み合わせで(1社で地球をぐるりと回る路線を持っている会社は少ないので)昔から売っている。 これもやはり出発国によって大幅に運賃が違っていて,最近ではソウル発が安くて人気らしい。 旅程を組む上でいろいろ制限はあるけど,原則として途中で運賃相場の高い国に立ち寄っても追加料金はかからないので,ヒマな時にソウルから日本に飛んでおいて,日本発と同じような使い方ができるのもうれしい。

 ということで情報をあさっていたところ,今年の2月から「oneworld alliance」という提携を組んだ5社(アメリカン・カナディアン・キャセイパシフィック・カンタス・英国航空)が出した3大陸訪問(アジア・北米・ヨーロッパなど)のRTWが「いまなら日本国内でも追加料金なしで発券できて,憧れのビジネスクラス利用・諸税込みで20万円台!」と聞かされて,思わず夏休み用の貯金をはたいて買ってしまった・・。 もともとソウル発は「正規運賃」でもビジネスクラスもさほど高くはないんだけど「日本に滞在すると日本発まで引き上げられてヘタをすると80万円近くなってしまうからお買い得だよぉ♪」と囁かれると弱いのだ。

 でもなぁ・・買ったはいいけどぉ・・とりあえず5月の連休にソウル経由で香港に寄って飲茶をして日本に帰ってくる・・そのあと・・世界一周なんてできるほど長い休みなんか取れるんか・・仕事でもやめない限りムリだぜぃ・・どーすんだ,オイ・・( ̄_ ̄;;) [1999/04/21]

 

良い子はけっしてマネをしないでネ♪ An unfair highway policeperson.

 金曜日の夕刻の湾岸道路東行きは,混雑する横浜方面行きとは対照的に「これなら高速料金払ってやっても良いかな・・」と思えるくらいスムーズに流れていた。 片側3車線でほとんど直線ばかりの自動車専用道路が,なんで制限時速80キロなんだ・・と思いながら,ふと路肩に止まっている車を見ると覆面パトにつかまってしぼられているところ。 ははぁ〜ん,オロカなヤツめ・・ミラー見ないでぶっとばしてっからでぃ・・。

 しばらく走っているうちに流れより遅い車の集団にひっかかったので,右車線に出てぶほほぉ〜・・と抜きながらミラーに目をやると,ミョーにあおってくる車のライトが目に入った。 オイオイ・・と思った瞬間に赤灯が点滅っ!! げげっ・・あわてて左車線に寄っても,時すでに遅し。 「そこの車,速度違反・・左側に寄って止まりなさい。」 あーあ・・しかも覆面じゃなくてモロ『ぱんだ模様』のフツーのパトぢゃん・・なさけねぇ・・(-。-)

 一般道の移動式レーダーでの取締りと違ってパトの追尾でつかまったら争いようがないので,あきらめてパトの中に案内されてキップを受け取る。 「制限速度?・・高速と同じで100キロかと思ってましたぁ・・f(^^; ポリポリ」と言い訳した以外は,言う必要のない職業や自宅の電話番号なんかまで正直に答えて,さし出された青キップの記載の一字一句を指さし確認して署名欄に素直にサイン。 くっそぉ・・これでまた来年の免許証更新のときにあのくっだらねぇ講習ビデオを見させられるんか・・と内心ぶーたれて,つい「署名の横に印鑑・・なければ指紋押捺」と言われたときに「『印鑑またはサイン』に変わったんではないんか?」と口ごたえしちまった。

 思い返せば,そのあたりからパトのおじさん,なんか様子がヘンだった。 「警察ってのは,そのへんいちばん遅れてるんですよぉ・・」なんて言うから,まぁモメないように下手にでてるんだろうととりあえず勝手に納得して「まぁ指先でちょんちょんでもいいですからぁ」と言われるまま署名欄と速度記録用紙(時刻と計測した速度は印字されてるが,いったい何の速度を計測したのかが謎な記録・・)と台紙の割印部に指紋(指先?)押捺。 他人でも買える三文判のかわりに指紋を採られるなんて,めちゃくちゃ屈辱だぞ。

 んで,型どおり「来週金曜日までに銀行か郵便局で反則金25000円納付して・・あ,期限すぎるとこの納付書ではダメになるんでキップに書いてある日時に『なんたらセンター』へ出頭して新しい納付書をもらうこと」と渡された青キップと反則金納付書をサイフにしまって,一件落着・・ってぇ時に,ふと思いついた疑問をきいてみた。 「仮に,正式に裁判をするとしたら,どういう手続きになるんですか?」

 「手続き・・と言われても・・反則金に納得がいかないんであれば・・納付しないでセンターで・・裁判となると私も立ち会いで現場での検証もすることになるだろうし・・ただ違反者のほうから訴えるとなると回り道になるし・・うんにゃらかんにゃら・・」と,ぜんぜんラチがあかない。 まぁ,裁判なんてメンドウだし・・いーや,最後に交渉ゴトの基本を・・「(パトの)お二人のお名前を教えてください」

 「あ・・キップに私(主に尋問をした運転席のおじさん)の名前を書いてあります」
 「えーと・・△△さんですね」
 「そーです」
 「念のため警察手帳を見せていただけますか」
 「いや,キップに書いてあるとおりですから」
 「ですからこの△△さんご本人であることを確認させていただきたいので」
 「あのね,こうやって制服着てパトカーに乗って仕事してるんだから・・」
 「いえ,疑うわけではなくていちおう確認を,と思って」
 「私服で職務質問するときなんかだと見せなきゃいけないけど,こうやって制服で・・」
 「あれ?・・警察官として仕事をする場合には,見せてと求められたら見せる義務があるのではなかったですか?」
 「そんなコト,何に書いてあったの?」
 「いや,どっかで読んだ記憶が・・」
 「そんなコトは・・いや,ともかく・・」
 「あ,じゃぁ,もし裁判になったときには,警察手帳を見せていただいてお名前と身分を確認しようとしたのに見せてもらえなかった,と言うしか・・」

 すると,いきなりおじさん愚痴っぽい口調で「もう,いーですよ・・簡単に裁判って言うけど・・わたしら仕事しながら出廷して・・休みももらえないんですよ,帰ってきたらまた仕事して・・いーですからキップと納付書,返してください・・交通安全のためと思って取締まっても・・そんなに裁判裁判って反省もしてもらえないで・・もう,いーですよ・・」

 べつにマジで裁判する気なんかなかったし,反則金払って減点くらって「あっはっは,ばかやろぉ〜・・よりによって『ぱんだパト』につかまるなんてよぉ・・」って笑い話にするつもりだったのに・・で,話のタネに警察手帳ってぇモノをいちどは見ておきたかっただけなんだけど・・なんか知らないけどおじさん聞く耳なくしちゃってる・・相棒のオニイさんは「しょーがねぇなぁ・・」って顔してる・・うーみゅ・・もしかして,このままラッキーして解放されちゃって良いのかなぁ?? \(^o^)/

 結局,払うつもりだった(ウソぢゃナイよぉ)反則金の納付書も青キップもとりあげられて,何もなかったコトになったラシイ。 ゴネて許してもらおうなんてこれっぽっちも思わなかったのに,結果として「ゴネどく」になっちまって,むしろ後味悪いイヤぁ〜な気分で現場を後にした。 だって,バカ正直にキップ切られて反則金払ってる人たちの立場がないじゃんか(オイラもずいぶん昔に,一般道での移動式レーダーで免停くらったコトがある・・人も車も通らない住宅街の路地裏で夜中の3時に駐車違反のフダをミラーにぶらさげられたコトもある・・なんか,思い出したら腹が立ってきたぞ・・)。 「裁判になったらメンドウでイヤだ」ってぇ程度のコトで市民を犯罪者だと断罪する,交通違反の反則金制度って・・なんかヘンだ。

 決めた。 こんど同じコトがあったら,反則金や略式裁判ではなくて正式の裁判で裁いてもらって正しい前科者になろう。 「何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない(日本国憲法第32条)」「すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する(同37条)」・・のだもの・・それに,話のタネにもなるし・・そっちのほうがネライだったりして・・

 待てよ・・あのパトのおやぢ・・もしかして・・「警察手帳不携帯」だったのかもぉ〜♪ [1999/04/16]

 

街角の老職人。 An artisan in my town.

 通勤に使っている愛車ビバンダム号の後輪がパンクしたので,修理してもらいに近所の自転車屋へ行った。 店先に誰もいないので「ごめんくださぁ〜い!」と騒いでいたら,奥から手を拭きふき出てきたおばさんが「隣にいるんでないかなぁ?」と教えてくれた。

 言われたとおり店の隣の作業場に行ってみると,ひん曲がったリムからスポークをはずしていた老主人が「きょうは事故車が入ってなぁ・・」と言いながら,手を止めて修理にかかってくれる。 ふつうのパンクだとタイヤの中のチューブの穴のあいているところにパッチをあてて(←ゲイツくんの会社の得意技だ・・?)オシマイなんだけど,見るともうタイヤ自体がぼろぼろで,トレッドはぺらんぺらんに摩耗して指一本入るくらいの大穴があいていて,結局タイヤとチューブをセットで交換する大作業になった。

 なんかえらいコトになっちまったなぁ・・と見ていたら,「昔と違って,いまは自転車の構造が工夫されていて簡単になったよ」と,ちゃちゃっといくつか部品をはずしたかと思っている間もなく,車軸もはずさずタイヤとチューブをささっと交換して,ものの20分くらいで組みあげてしまった。

 作業をしながらの老主人の話。 かれこれ50年もこの店をやっている(若く見えたけど72歳なんだそうだ)けど,こんな油まみれの汚れ仕事だし,最近はみんな自転車本体は街の自転車屋じゃなくてスーパーや量販店で安く買っちゃうし,そんなに壊れるもんでもないし,パンク修理くらいじゃとても食っていけないから息子に後を継げとも言えないし,こんな店は少なくなる一方だな・・って。

 タイヤ交換が終わったあと,「この自転車は雨ざらしだね・・しかもあちこち油ぎれだし・・」とズバリと見抜いて,チェーンやペダルや変速機あたりに注油して調整して,フェンダーとかの曲がったところも「えいやっ」と修正してくれて,タイヤ交換だけでなく全体のメンテまで一瞬にして完了。

 おそるおそる工賃をきいたら,「いや,タイヤとチューブ交換の分だけでいいや」と,最初に言った金額しか受けとってくれなかった。 自転車を愛し,自分の仕事に誇りを持ったこの老職人に,乾杯♪ [1999/04/13]

 

石原サン,ホンネが出たね( ̄ー ̄)ニヤリ Such an honest politician?

 新聞が伝えるところ(朝日新聞4月11日付)によりますと・・東京都知事候補の石原慎太郎氏は,選挙戦最終日の街頭演説の中で「明治の人はえらかった。有色人種で唯一、近代国家をつくった。」という発言をしたそうな。

 なかなか味のある,深い発言ですなぁ。

 まず,各国の『近代国家』の成立には,それぞれの国がたどった歴史と,自国の力ではどうにもならない周囲の状況が複雑に作用しているはずなのに,その点をあえて無視して,結果だけを見て「日本だけが・・」と発言するのは(よほどの無知か)恣意的な態度。

 それよりも。 なぜ彼は「有色人種の中で」という区切りでモノを考えるのか?

 答えは簡単。 彼の発言の底に流れているのが,[1] 一般に有色人種は白人に比べて能力が劣る → [2] だから先進的な白人がつくった『近代国家』を,有色人種はつくれなかった → [3] しかし日本だけは白人流の『近代国家』を自力でつくった → [4] だから日本人(明治期の政治家?)は偉い・・という,ある種の選民思想(もっと言えば,プラスracism)であるから。

 彼が意図していたかどうかはわからないけれど,この短い発言の中に「日本人は他の有色人種(おそらく東アジアの人々を指しているのでしょう)よりエラいんだよ( ̄^ ̄)・・だけど・・近代国家のオリジナルを作った(欧米の)白人には,じつはかなわないんだよぅ(T▽T)」という,彼の尊大さと卑屈さがみごとに表現されていて,さすがは(元?)プロの作家だけあるなぁ・・と感心する。 もちろん,政治屋には珍しい(バカ)正直さとその文章表現のテクニックは別として,そんな思想の人が世界各地からの人が集まる現代の東京都の知事にふさわしい人材であるか・・というのは,議論するまでもないコトだけど。

 東京都民じゃないので投票できなくて残念だぁ・・。 [1999/04/11]

 

だんごより桃の花。 Enjoying blossoms in Yamanashi.

 土曜日の午前中だけはかろうじて雨は降らない・・という予報を信じて,毎年恒例になっている山梨桃の里花見ツアーにでかけた。 家を朝6時に出たら,すでに国道16号はみっしり混んでいて,中央道も大月の手前(だんご坂あたりから)が渋滞してだんご状態らしいので,上野原から国道20号へ。 休日にスムーズに走るには朝5時前にでも出なきゃぁいけないのかな・・。

 勝沼から一宮・御坂あたりにかけての桃の里は,桜よりもちょっと濃いピンク色の桃の花でみごとに彩られていた。 花が多すぎると良い実がならないらしく,あと少し花の盛りを過ぎると半分くらいに剪定されちゃうので,きょうはちょうど見頃だったみたい。 ラッキー!! \(^o^)/

 帰り道は,雨は降ってくるし一般道のほうも混んであちこちで渋滞にハマるし・・だったけど,ことしも盛りの時期に桃の花が見れて満足してたので,ふだんほどイライラしなくてすんだ。 「花よりだんご」なんて言うけど,きょうのオイラはとりあえず「だんごより花」と断言するぜぃ♪ でも桃の花よりも「髪が長くてツメが赤い花」のほうが,もっといいかも・・( ̄ー ̄;;) [1999/04/10]

 

独占企業のTVCF。 They are wasting our money, too.

 ふだんは見ないテレビを,いきつけの居酒屋で酔った頭で見ていてふと疑問に思った。 ○○電力や△△ガスみたいな独占企業が,天気予報とかの番組のスポンサーになってCFを流しているけど・・競争相手もいないヤツらがCF を流す目的って・・いったい何だ?

 まぁ,ガス会社のは冬場に「暖房には効率のよいガスファンヒーターを」とか言ってるのもあって,自社製品(都市ガス)の消費をうながしていると考えられなくもないけど・・電力会社のは「原子力発電所は必要だ」とか「電気のムダづかいはやめよう」みたいな意見広告ばかり。 百歩譲って,そういう意見広告が必要だとしても・・「番組提供」みたいなムダづかいではなくてスポットCMで用は足りると思うんだが。 そうでなくても世界有数の電気代の高い国なんだから・・そんなCFにカネかけないで,ちょっとでも値下げしてほしいもんだ。 うん。 [1999/04/09]

 

戦闘員や一般民衆を殺してよいなら・・ Kill Milosevic instead.

 コソボ問題を口実にしたNATOによるユーゴスラビア攻撃は,アルバニア系住民の大量難民化という予想どおりの事態をまねいた以外には何の効果もなく,情勢は泥沼化している。

 「軍事施設のみを狙っている」という当初の詭弁も,鉄道や橋や精油所などの『関連施設』に範囲を広げ,しかも民間の工場やアパートを爆破して「たまには標的を外すこともあり得る」と言い訳をくり返すようになると,だんだん化けの皮がはがれて正体が見えてくる。

 もちろん,コソボでのセルビア人(軍・警察)によるアルバニア系住民排除(いわゆる『民族浄化』)を許せるわけはない。 けど,だからといってユーゴスラビア国内のセルビア系一般人を空爆のまきぞえにして殺すことを正当化することはできない。 「コソボでの残虐な行為をやめさせるためにユーゴスラビアを爆撃する」というアメリカを中心とした強硬な意見は,50数年前に「東アジアでの日本軍の残虐な行為をやめさせるために」と日本の大都市を空襲し2発の原爆を落として「戦争の早期終結に有効な手段だった」と開きなおっているのと同じ論理。

 んじゃ,どーするのか・・って? 決まってるやん。 クリントンやブレアが言うように「すべての責任はミロセビッチ大統領にある」のなら,ミロセビッチ本人を狙って殺せや。 それだけの度胸がないから古典的な作戦で「手下をたくさん殺して戦意を失わせる」なんて姑息な手段に訴えているんだろ。

 いでよゴルゴ13・・ははは・・また書いちゃった・・。 [1999/04/08]

 

サイタ サイタ サクラガ サイタ キレイダナ♪ Spring has come.

 ウチの近くにアメリカ軍の基地がある。 基地の近くに,昔は主要な道路だったらしい,まっすぐな田舎道があって,国道が混んでいるときにウチから東名のインターチェンジに抜ける道としてときどき使っている。 道に沿って桜並木が植えられているので,毎年いまの時期はすんごいキレイ。

 きょう,ひさしぶりにこの道に抜けようとしたら,ずっと手前から異様に混雑している。 いくら桜の季節だからって・・と思いながら近くまで行ってみると,路上駐車の大群でぐっちゃぐちゃ。 んで,脇の空地ではなにやらもりあがっている様子・・入口を通るときに見たら「日米親善桜まつり」だと。

 車でしか行けない場所でイベントをやるのに駐車場を確保しねぇなんて,何考えてんだぁっ! これだから日本の事情を(知ってて)考えないアメ公はキライだぁぁぁっっっ! ううぅぅぅっっっ・・。

 でも・・きょうは桜がキレイだったから・・ま,いーか。 [1999/04/03]

 

深慮陰謀? For whom the wind blows?

 先週あたりから話題になっていた,メールの添付文書の形で感染・拡散するコンピュータウイルス「メリッサ(Melissa)」の作者がつきとめられたそうだ。

 詳しいニュースを読んでいないので具体的なことはわからないけれど,気になったのはウイルス(の発信源)の追跡に「マイクロソフト・オフィス文書に(マイクロソフト社の『仕様』によって密かに)埋め込まれていたID」が利用された,という話。 「それ見たまえ,わが社の『仕様』が有益であることが実証されたぢゃろう。 ふぁっふぁっふぁ〜♪」というゲイツ君の高笑いが聞こえてきそう。

 んっ?・・待てよ・・「社会的な責任もある世界的な大企業が,まさか・・」とは思うけれど・・日本の国会が対米軍事協力の法案を審議している最中に『某国の不審船』が日本海に出没するような時代だからねぇ・・ゲイツ君の手下が・・あ,ヤバいな・・これ以上書くと個人サイトでも訴えられるから・・以下自粛。 [1999/04/01]

 

 

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