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 May 2000 〜2000年5月〜

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超訳? Don't be duped.

 「その1本 みんなの命 けずられる

 きょうは第13回世界禁煙デー。 日本の厚生省のサイト内の「たばこと健康に関する情報ページ」からリンクされている「健康ネット」のページによると,WHO(世界保健機関)のスローガン「Tobacco Kills - Don't be duped.」に呼応する日本での標語がコレなんだそうだ。 うーん・・主語の不明確な,なんとも日本的な表現。 意図的なのかどうか,見事なまでに後半部分(Don't be duped -「だまされてはイケナイ」)が無視されている。

 日本のタバコは外箱に書いてある警告表示(健康のため吸いすぎに注意しましょう)の表現が甘い・・と以前から言われている。 欧米では明確に「肺癌や心臓病の原因になる」「(人を)殺す」などと書いてあるのに,タバコ会社や大蔵省(?)に遠慮しているのか厚生省の態度は煮えきらない。 今回の標語もその路線の延長線上にあるのだから,曖昧模糊としていてトーゼン・・なんだろう。

 ただ・・「みんなの命」という部分で,原文には明示はされていない受動喫煙(喫煙者の周囲にいる非喫煙者がタバコの煙で汚染された空気を吸わされること)の危険を示唆するニュアンスになっているのは,歓迎してもイイかも。 [2000/05/31]

 

こんなDMは歓迎♪ An invitation.

 写真家の増田賢一さんの写真展「RAM-2」の案内のハガキが届いた。 べつに増田さんご本人と親しいわけではなくて,去年の秋に写真展「RAM」を見にいったときに記帳したので届いただけなんだけど・・あらためてご案内をいただくとウレシイもの。 ・・ってコトで,かってに宣伝。 [2000/05/28]

  増田賢一写真展 RAM-2
  日時: 2000年6月1日(木)〜 6月7日(水)
      13時〜21時(会期中無休)
  会場: PLACE M
      東京都新宿区四谷4-10 メイプル花上2F
      (地下鉄丸の内線四谷三丁目駅下車徒歩5分)
      TEL: 03-3358-3974

 

見当違いなクレーマー(-。-) He should blame no one but himself.

 注文してあったブツが入荷したという連絡をもらって,土曜日の午後に新宿の某カメラ店へ行った。 6年前にN社派からC社派に寝返って以来お世話になっているC社製品担当のM氏のところへ行くと,先客がいた。 ばりっと紺のスーツを着こんではいるが,浅黒く日焼けした肌に銀縁眼鏡が似合わず浮いている細面のオニーサン,態度がでかくてチンピラのような口調。 なんだかクレームをつけにきているラシイ。

 カウンターの商品やカタログを見るフリをしてなにげに話を聞いてみると・・「数日前に買ったばかりのC社の某高級機,きょう撮影に使おうとしたらフィルムが巻き上げられず使えない」「プロはカネもらって写真撮ってるのに,こんなんじゃ仕事にならねぇ,補償問題だぜ」「この店で買って機材のトラブルは4度めだぞ」「あしたも撮影あるから新品と取り替えろ」「保証書? んなモン持ってきてねぇよ」「もし取り替えたヤツも使えなかったらどーしてくれるよ」「きょう撮影に失敗したぶん,相手方の会社に○○カメラはこう言ってましたと伝えなきゃなんねぇから,あしたの朝メーカーと相談してオレのケイタイに連絡よこせ」・・と,まぁ言いたいほうだい。

 4度めのトラブルってのがホントなら,ホンのちょっとその点にだけは同情してやってもいいけどさ。 おめーさん,自分でプロと言っていながら「プロ意識」ってモンはねぇのかい? 買ったばかりでテスト撮影もしていない機材を大事な本番の撮影のメインで使おうということ自体が無謀(工業製品には一定の割合で初期不良というのは起こるもの)だし,プロなら万が一メインの機材が故障したときのために最低限の撮影ができるサブの機材を準備しておくのが常識だろ? だいたい,箱詰めの商品を卸から客に流しているだけの量販店に「どーなってんだよ」「どーしてくれるよ」と噛みついたってラチはあかないだろーに。 いくらC社謹製のえんじ色のプロ仕様のストラップを付けていたって,撮影に対する心構えはカウンターの周囲にいた写真好きの素人衆以下だ。

 好きほーだいに騒いでオニーサンが帰ったあと,浮かない顔をしているM氏がなんだか哀れで・・つい,予約してあった本体の他に,予定になかった充電式バッテリーパックなんてモノまで買いこんでしまった。 んっ!?( ̄□ ̄;;) まさか・・ぢつはあのオニーサンは店員とグルで・・オイラが来た時をねらって一芝居うった・・なんてコトは・・あるカモ・・それぢゃオイラは・・カモネギ・・ヽ( ´ー`)ノ [2000/05/27]

 

異臭元。 Smells worse.

 ある朝,職場のトイレに入ったとたんにキョーレツな人造香料のニオイに襲われて,鼻と目がクラクラきた。 見ると「レモンの香りの消臭剤」とか書かれた大きなボトルが無造作に置いてある。 その名も「消臭元」・・なーにが「消臭」だ・・強い異臭で鼻を麻痺させてモトのニオイを感じなくしてるだけぢゃん?

 ウチの職場,けっこう人の出入りは激しいけど,委託の業者が毎日トイレもキレイに掃除してくれているので,もともと不快なニオイとは無縁だったのに・・いまさら,なぜこんなモノを置いて不自然なニオイをまき散らかさなきゃいけないんだ? だいたい,トイレでレモンのニオイを嗅いでウレシイのか?

 無神経に流され続ける押しつけがましいBGMといい,今回のトイレのニオイといい,客や職員の無防備な感覚器を容赦なく襲うモノはカンベン願いたいもんだ。 ぶー (#`´;;) [2000/05/18]

 

そんなに紙版を売りたいのかい? Japanese government off-line [2].

 以前,政府機関のインターネットへの情報公開度について,日本は「政府から国民への情報伝達の基本になる『官報』からして,いまだにオンラインでは目次と一部特集記事しか読めず,『欲しかったら最寄りの政府刊行物販売所でお金を出して買いなさい』という態度が露骨。」と書いたことがある。 あれから1年半ちょっと。 きょう,ふとしたきっかけで『官報』がネット上に,しかも.pdfで公開されていることを知った。

 日本政府もやっとネットへの情報提供の重要性に気づいたか・・と,よろこんで見にいったら・・そこ(<http://kanpou.pb-mof.go.jp/index.html>)は大蔵省印刷局のサイトの片隅。 各号の目次のページからリンクさせてブラウザのフレームに1ページづつpdfファイルを表示させる形になっていて,1冊(あるいは1記事)単位でまとめてダウンロードすることはできないしくみになっている。 しかも,この1ページづつに分断されているpdfファイルをAcrobat Readerで開いてみると,いきなしメニューバーが消えて全面表示になり,テキストの選択も印刷もできないように制限がかかっている。 これでは本文をコピペして利用することはおろか,印刷して手元に置くことすらできない。 ブラウザで表示させるときに操作フレームに「回転」というボタンがあって表組みなどのページを読みやすく回して見ることができるのだけど,なぜか大部分を占める縦書きの文章だけのページも回して見れて,そのためだけに全ページの横位置用のファイルが別ファイルで用意されているのは冗談としか思えない。 トドメは掲載期間の制限で,このサイトでは「掲載日から1週間」しか読ませてもらえなくて「官報のご購読を希望される方は、各都道府県の官報販売所にお申し込みください。」ということだそーだ。

 「原則として発行当日の正午までに掲載されます。」という姿勢には好感が持てるけれど,本文のコピペも印刷も禁止したうえ「インターネット版『官報』は、大蔵省印刷局の責任において試験的に配信しているものです。」と言い訳を書いているところを見ると,これは「政府自身の手によるネット上への公開(国民に対するサービス)」ではなくて「情報公開の姿を借りて印刷局のサイト担当者に仕事を与えるための手段(職員に対するサービス)」なのではないかと疑ってしまう。 (公開方法についての意見を募集している様子でもないし。)

 せっかく手間・ヒマ・カネ・人手をかけて.pdfに変換してサーバにアップするのなら,掲載期間1週間なんてケチなコト言わないで永続的に(コピペ・印刷の制限もハズして)利用できるようにしたらどうなんだろう。 バラバラなのをまとめて1冊まるごと1ファイルでダウンロードできるようにしてくれれば,電話回線からのダイアルアップ接続で利用している大多数の国民にも便利になると思うが。 紙版『官報』の需要が激減するってコト以外に,何か不都合があるんですかねぇ。 お役人さまの考えるコトは,やっぱり下々のモノには理解不可能ですぜぃ。 [2000/05/13(5/14一部加筆)]

 

どっちが悪いのかねぇ・・ヽ( ´ー`)ノ Never believe 'I love you' on e-mail.

 M社製の高機能ファックス電話機。 通常の「ファックス+多機能電話」の他にさまざまな先進的な機能があり,たとえば出先から特定の画像の配列を送信状に描きこんだファックスを事務所(or 自宅)のこの機械に送ると,電話帳に登録してある得意先全員にファックスを転送したり,留守電のメッセージを画像化して返信してくれたり,短縮電話その他の情報を更新したり,ひとり暮らしで留守がちな若者や夜間無人になるSOHOで便利に使えるのがウリ。 しかも,そういう複雑な機能を利用するためには厚くて意味不明な用語ばかりのマニュアルを熟読して悪戦苦闘で設定しなくてはいけないのがフツーだけど,M社が5年前から発売している「まどら」シリーズは買ったときから各種の設定が済んで初心者でもすぐに便利に使えるようになっていて,本来の多機能電話としての使い勝手の良さともあいまって爆発的に販売台数を伸ばし,いまでは圧倒的なシェアを誇る定番商品になった。

 そんなある日。 長びく不況で交際費はもちろん広告費も削減されて営業不振に悩む某社の若い社員の頭にあるアイデアがひらめいた。 個人事業主や一般家庭の9割に普及しているこの「まどら」シリーズの遠隔転送機能を利用すれば,得意先数件にコマンド付きの広告メッセージをファックスしておくだけで,次々に自動的に転送される広告メッセージを数多くの人に見てもらえるではないか。

 上司に相談すると「どーせなら顧客の電話帳をこっそりウチの営業に送信させ,ついでにライバル社の関係の番号を消去しちゃう・・ってのは?」と言われたのでコマンド画像を描きたして,ゴミ箱に直通で読んでもらえないのでは困るので用件欄に「親愛なるあなたへ,愛をこめて特別に贈ります」とか自分でも照れくさくなるようなコトを書いて送信。 さて,あとは家に帰ってビール片手にテレビでも見ているうちに日本中の隅々に労せず自社製品のPRがゆきわたる,ってぇ算段。 これで今期の社長賞と特別ボーナスはいただきだなっ♪\(⌒ー⌒)/

 
 ・・数日前から欧米で大騒ぎになっている「I LOVE YOU ウイルス」のニュースを見ていて,ふとこんなコトを考えてしまった。 これがデータ上書きなどの破壊的な工作をせず,ただチェーンメールを送り続けるような設定のスクリプトだったら,苦労してメールアドレスを買い集めメールサーバを乗っ取ってSPAMを送信しなくてもすむようになるので喜ぶ人は多かったかも。

 1年前の「Melissa ウイルス」騒動と根本的には同じで,OSやアプリのデフォルトの設定で「マクロやスクリプトの自動実行」が「オン」になっている限り,いくら「正体不明の添付ファイルは開いたり実行したりしない」という教訓があっても似たような(おそらく,さらに悪質な)ウイルスの出現は続くに違いない。 ターゲットにされたのが,メールソフトの「Microsoft Outlook Express」,事務ソフトの「Microsoft Office」,VBスクリプトを走らせるOSの「Microsoft Windows」であったのは,もちろん世界中で圧倒的なシェアを誇っているための必然もあるけれど,この会社の製品(のデフォルトの設定)に「ネットワーク社会におけるフェールセーフ」の発想が希薄であることも大きな要因のひとつではないだろうか? ユーザの不注意を責めるだけでは解決しない理由もそこにあると思う。 [2000/05/06]

 

規制緩和? Someday a big accident shall occur.

 某月某日。 ひさしぶりに日本航空の国際線に乗った。 飛行時間約50分の短距離区間なので国内線に乗っているような気分だけど,出国手続き後に引き渡される免税品のビニール袋を山ほどかかえた客が多いのを見ると,たしかに国際線。 珍しく最前列の足元の広い席(しかも好きな通路側)が確保できてゴキゲンだった。 手荷物はもちろん頭上の棚に。

 しばらくしてから窓側席のおにーさんが乗りこんできて,足元に荷物を置くなり熟睡モード。 いちおうシートベルトはしてるみたい。 通路を隔てた隣を見ると,買い物ツアー帰りらしいおばさんがやはり足元に免税品らしい大きなビニール袋を置いて隣のおじさんとダベっている。

 離陸前。 シートベルト着用や座席の背・テーブルの位置,機内持込み手荷物収納のチェックをして回る客室乗務員・・オイラの両隣の2人の足元の荷物に気づかないのか,何の注意もない。 ジャンプシートに座って機内アナウンスをした担当の客室乗務員は,この便のチーフらしい中年のおぢさま。 責任者の目がフシ穴でどーするよ・・ (#`´;;)

 短いフライトを終えて着陸態勢に入るころ,再びチェックに回るハズの客室乗務員たち。 こんども,オイラの両隣の2人の足元の荷物はおとがめなし。 目がフシ穴なのではなくて,最近日本航空の機内では前席の下ではなく足元に手荷物を置いてもいいコトになったのかしらん? まぁあの程度の大きさの荷物なら事故った衝撃で飛んできても致命傷にはならんだろう・・と半分あきらめて,自分の座席の背とテーブルを戻しシートベルトを締め直す。

 着陸は,主脚が接地してから前脚が着くまで時間がかかり逆噴射をやり直してのちょっとハードなランディング。 チーフのおぢさまと,反対の扉側担当のベテランっぽい客室乗務員とが顔を見合わせ苦笑いしてる。 あとで機長サン,何か言われるんだろな。 ・・と,まだ誘導路に入るかはいらないうちに,そのベテランっぽい客室乗務員サンがジャンプシートの4点式ベルトを外して後方にダッシュ。 なにごとかと振り返って見れば,離着陸時には収納して見通しを良くしておかなければいけないはずのキャビン間を隔てる目隠しパネルをあわてて外して収納しようとしている。 あらら・・忘れてたのねぇ〜(¬_¬)

 んで,ふとチーフのおぢさまの足元を見ると,さっき飛行中にロッカーから引き出してきてゴソゴソやってた社内便とおぼしき赤い大きな鞄がそのまま置いてある。 そこの場所って・・何かあったらオイラたち客が一刻を争って逃げだすときに通る非常口前の通路でそ? まぁ,事故ったら衝撃で赤い鞄はどっかに飛んでいってくれてるから・・イイのかも・・ヽ( ´ー`)ノ

 日本航空は,墜落事故こそ10数年前の御巣鷹山の事故以来はないけれど,基本中の基本をおろそかにして平然としている今回の客室乗務員たちの仕事ぶりを見ると,つい組織全体の気のゆるみを想像してしまう。 もちろん,他の航空会社にも似たり寄ったりのトコはあるけど,たとえば足元に置いた小さな手さげ袋を見逃さなかった新興スカイマークの若い客室乗務員の姿を思い出したりすると,やはり安全にかかわることだけは基本に忠実でいてもらいたいと切に願う。 (ギョーカイは違えども自分の職場のことも含めて・・あらためて自省をこめて。) [2000/05/06]

 

やられたっ! 50% discount on in-room mini-bar items.

 某月某日,某ホテルに宿泊。 ココはけっこう高いし以前ひどい経験をしたので迷ったけど,日本の大型連休の影響か各ホテル軒並み満室で予約が取れない中,インターネットで「デラックスルーム・データポート装備・朝食付き・空港往復無料乗車券進呈・スーツ1着プレス無料・ミニバー半額」などの特典のある「Executive Package」というのを見つけ,ついつられて予約してしまった。

 夕食後にホテルのバーでカクテルを2杯飲んで部屋に帰ってシャワーを浴びたあと,ふと「半額なら飲まなきゃ損ぢゃん♪」というさもしい気分に襲われてミニバーの鍵を開けた。 半額でもビール類は割高感があったので,ふだんは縁のない某高級ブランデー(コニャックか?)のミニボトルにする。 なんとなくブランデーにしては色が薄いように思ったのだけど,高級品はこんなモンなのかも・・と,気にとめなかった。

 ミニボトルのフタを開けるときにいつもの「パキパキっ」という手応えを感じなかった気がした。 でも,そのときテレビのニュースを見ていたので手元に神経が集中してなかったせいかな?・・と勝手に納得して,グラスにとぽとぽと注ぐ。 よーするに,早く飲みたい一心だったに違いない。 高級ブランデー♪・・とウキウキしてグラスを手に香りを嗅いでみる。 香りがない。 ・・はて?(。_゜?

 ココで「アヤシイ(¬_¬)」と気づいていたので,つぎに一口つけたのは自殺行為だな。 結果としては「コレ麦茶ぢゃん・・ゲロゲロ〜( ̄。 ̄;;)」と吐き出しただけですんだのだけど・・もし毒を盛られていたら翌日の新聞に「貧乏性のおやぢ,ホテルの部屋で変死♪」と載っていたかもしれない。 アブナイ,アブナイ・・。

 あらためてミニバー内を点検してみると,ほかにも某高級スコッチウィスキーのボトルが開けられた形跡があり,やはり麦茶色の液体で満たされていた。 おそらく前に泊まった客がタダ飲みして偽装工作をしていったに違いない。 客室係も,ミニバーのボトルまでいちいち点検しないで数だけ見てるんだろう。 くっそぉ!!・・ (#`´;;)

 結局,開けられた形跡のない白ワインのミニボトルをいただいて,その晩はヘンな夢は見たけど朝までぐっすり寝た。 へっ!?・・その偽装工作ミニボトルのコトはフロントに連絡したのか,って? ふふふ♪( ̄ー ̄) そいつは,もちろん「自己責任」ってぇコトで。 それにしても・・オイラの旅って,どーしていつも何かトラブっちゃうんだろ・・(-。-) [2000/05/05]

 

 

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