1. バヌアツという国 - About....
2. バヌアツへの道 - Access by
Air.
3. ディスカバー・バヌアツ・パス
- Domestic Discounted Airfare.
4. 新聞と天気予報とニュース - Newspapers, Weather Forecast
and Radio News.
5. パンと水と酒事情
- Bread, Water and Spirits.
6. 電話料金 - Telephone Fee.
7. マラリア・デング熱と蚊対策 - Malaria, Dengue
Fever and Mosquitoes.
8.
9.
四方を大平洋に囲まれたバヌアツへの道は,船か飛行機。 ヨットとかクルーズ船とかの選択肢もありますが,ここでは飛行機のルートとスケジュールの情報です。
バヌアツの唯一の国際空港は,首都ポートビラ。 ポートビラへの直行便がある国(都市)は,
・オーストラリア(シドニー,ブリスベーン,メルボルン)
・ニュージーランド(オークランド)
・ニューカレドニア(ヌーメア)
・フィジー(ナンディ)
・ソロモン諸島(ホニアラ)
の5か国。
日本からは,便数の多いオーストラリア経由が便利だとは思いますが,フィジーやニューカレドニア経由というのも楽しいですね。 ちなみに私は,ニューカレドニア経由で入ってシドニー経由で帰ってきました。
国際線の運航スケジュールはかなり頻繁に変更されるので,下記(1998年7月現在)は参考程度にお考えください。 (区間を指定すれば,海外の都市間のスケジュールでも国際線の予約を取れる旅行代理店であれば簡単に見れるはずです。)
シドニー → ポートビラ
便名 出発/到着時刻 運航曜日
NF11/QF375 1040/1500 ......7
NF11/QF375 1130/1545 1.3.5..
NF11/QF375 1855/2315 .....6.
ポートビラ → シドニー
NF10/QF376 0700/0940 ......7
NF10/QF376 0730/1015 1.3.5..
NF10/QF376 1515/1755 .....6.
ブリスベーン → ポートビラ
NF21/QF377 0845/1215 .2.....
NF21/QF377 1920/2250 ...45..
ポートビラ → ブリスベーン
NF20/QF378 1630/1820 1.3.5..
メルボルン → ポートビラ
NF31/QF331 2030/0125* ......7
ポートビラ → メルボルン
NF30/QF330 1600/1930 ......7
オークランド → ポートビラ
NF51 1200/1415 .....6.
NF51 1815/2030 .2.....
ポートビラ → オークランド
NF50 0700/1100 .....6.
NF50 1315/1715 .2.....
ヌーメア → ポートビラ
SB232 0645/0745 1......
NF61 0755/0900 ..3....
NF61 1000/1105 1....6.
NF61 1230/1335 ...4...
SB232 1530/1630 ....5..
NF61 1635/1745 .2.....
NF61 1800/1905 ....5.7
ポートビラ → ヌーメア
NF60 0600/0710 ..3....
NF60 0800/0910 1....6.
SB233 0845/0945 1......
NF60 1030/1140 ...4...
NF60 1445/1550 .2.....
NF60 1600/1710 ....5..
NF60 1605/1705 ......7
SB233 1715/1815 ....5..
ナンディ → ポートビラ
NF71/FJ507 0845/0945 ...4...
NF71/FJ507 1300/1400 .2.....
NF71/FJ507 1400/1500 ....5..
NF71/FJ507 1515/1615 .....6.
ポートビラ → ナンディ
NF70/FJ508 1150/1435 1....6.
NF70/FJ508 1420/1705 ...4...
NF70/FJ508 1605/1915 ..3....
ホニアラ → ポートビラ
NF80/IE702 1300/1520 ..3...7
ポートビラ → ホニアラ
NF81/IE703 0945/1210 ..3...7
※運航曜日は
1 → 月曜
2 → 火曜
:
:
7 → 日曜
と読んでください。
(例: 1....6. → 月曜日と土曜日運航)
※航空会社名
NF: Air Vanuatu Limited
QF: Qantas Airways Limited
SB: Air Caledonie International (Air Calin)
FJ: Air Pacific Limited
IE: Solomon Airlines
※都市名と空港コード
シドニー Sydney SYD
ブリスベーン Brisbane BNE
メルボルン Melbourne MEL
オークランド Auckland AKL
ヌーメア Noumea NOU
ナンディ Nadi NAN
ホニアラ Honiara HIR
エファテ島から離島に行くときツアーなら航空券込みですが,自分で手配する場合はけっこう国内線の飛行機が高いようです。 今回はポートビラだけの滞在だったので使いませんでしたが,唯一の国内線定期航空会社のバンエア(VANAIR)が『ディスカバー・バヌアツ・パス』という運賃を設定していて,あらかじめ予定が立っていればおトクかと思います。
利用できる島(空港名/空港コード)は,
・エファテ島 (PORT
VILA: VLI)
・サント島 (ESPIRITU SANTO: SON)
・アムブリム島 (CRAIG COVE: CCV)
・タンナ島 (TANNA:
TAH)
・マレクラ島 (NORSUP: NUS)
値段は4区間までが US$ 236 で,最大6区間まで(1区間につき US$ 60 の追加料金)可。
(タンナ島へは,サント・アムブリム・マレクラ島からは直行便がなくポートビラ経由になるので『2区間』になってしまうようです:下の路線図参照)
+---- CCV ----+ | | | | NUS | | / \ | SON --------- VLI -------- TAH
運賃コードは『YSV3』。 発券は「IATA加盟の航空会社ならどこでもよい」とのこと(バヌアツに入る国際航空券と同時に発券すると良いのでしょう)。
バヌアツ国内で発券・購入できるのかどうかは,パンフレットに記載がなく不明です。
VANAIR - Vanuatu's Domestic Airline
Head Office: Bauerfield Airport,
Private Mail Bag 069,
Port Vila, Vanuatu
Telephone: 678-22643
Fax: 678-23910
E-mail: va538@tcsp.com
[A]
バヌアツには新聞が2紙あります。 どちらも週2回(水・土曜日)発行で,1部100VT。 ちょっとした雑貨屋とか,書店で買えます。
この2紙は仲が悪いらしくて,読者からの手紙の形を借りて「あっちは御用新聞」とか「真実を伝えるのは△△だけ」とか「××こそ唯一の正しい情報」とか攻撃しあっているのが,日遅れの記事よりもおもしろかったかも・・。
・Vanuatu Weekly Hebdomadaire
政府系の新聞らしい。 B4サイズで,表紙のみ2色刷り。 英語とフランス語,現地語のビスラマ語の記事が載っています。
Address: Private Mail Bag 049,
Port Vila, Vanuatu
インターネットにホームページがありますが,先日見たところ,まだ4月の記事が・・。
<http://www.vol.com.vu>
・Trading Post
同じくB4サイズ。 こちらは1色刷りで,英語とビスラマ語の記事。
Address: Trading Post Ltd.
PO Box 1292, Vila
Tel: (678) 23111
Fax: (678) 24111
E-mail: tpost@vanuatu.com.vu
[B]
新聞が毎日発行ではなく宿にテレビもラジオもなかったので滞在中は天気の予想がたたずに苦労したのですが,帰国の日になって町に天気予報が貼り出されているのを発見。
場所: ポートビラの郵便局の入口の建物に向って左側にある(政府の?)掲示板。
内容: Vanuatu Meteorological Service 発表の
・ポートビラおよび全国の天気予報(英文)
・海の天気予報?(英文)
・広域天気図(オーストラリアから南西大平洋)
・衛星写真(同上)
1日1回(平日のみ?),朝に貼り出されるようです。
[C]
港のマーケットの脇に車を停めて営業しているアイスクリーム屋がラジオ(かな?)を拡声器でがんがん流しているのを聞いていたら,毎時0分から10分間,ニュース番組がありました。
英語のニュース(Radio Australia News らしい)の時間とビスラマ語のニュースの時間とがあるので,よほどヒマなときか,運がよくなければ聞けませんが・・。
[A]
首都ポートビラには,港の市場や欧米風のスーパーマーケットの他に雑貨を扱う個人商店がたくさんあります。 フランスが統治した時代があったせいか,小さい雑貨屋風の店でも焼きたて(?)のおいしいフランスパンが買えました。
店番のおねえさんたちは無愛想でぶっきらぼうですが,この国の人の shy な性格のようで「どーもぉっ!」ってかんじで話しかけるととびっきりの笑顔を(一瞬だけ)見せてくれたり・・。
早いところは朝6時半頃から店を開けているので,朝の散歩がてら買い物にいってパンと飲み物を買い込んで,ホテルの部屋でのんびり朝食を楽しめます。
[B]
ポートビラ市内に関しては上水道が完備されているようで,地元の人は「水道の水は飲んでもヘーキ」と言っています。 なんとなく不安で,飲む水だけはミネラルウォーターを買ってましたが・・。 (でも,野菜や食器を洗うのには水道水を使っていましたけど,私も同宿のA氏も滞在中ひどい食当たりには見舞われませんでした。)
ミネラルウォーターは,スーパーでも雑貨屋でも売っています。 スーパーでは,安い国産品からエビアンのような輸入品まで揃っていて,2リットルのボトルで200VT前後,500mlのエビアンで140VTでした。
[C]
バヌアツには3種類のビールがありました。 どれも日本のビールよりもコクがあって,おいしかったっす。
<1> VANUATU PREMIUM BITTER(缶)
<2> TUSKER(ビン)
<3> PRIPPS LAGER(缶?)
<1> は,ちょっと苦みがあって(あたりまえやん・・ BITTER やもん)いっしょに酒盛りをしたA氏(日本人)はイヤがってました。
<2> は,A氏も私も一致して「GOOD!」。 しかも,1本 140 VT と,いちばん安かったし(店によって2割ほど値段はちがうけど)滞在の後半はこればっかり買い込んでいました(でも,ビンが重いのよねぇ)。 ボトルはわりと細身ですらっとした形で,同じラベルで褐色と緑の2種類がありました。
<3> は1回しかお目にかかれなかったので,あんまりよく覚えていないんですが(ビンだったようにも思う・・なんていーかげん・・)。
<1> <3> の缶は,日本の缶ビールと同じようなごく普通の形をしていたんじゃないかなぁ。
地酒としてはビールの他にラムとウィスキーがありました(ごめんなさい・・ブランド名忘れた・・)。 ラムはアルコール度が高い割に飲みやすくて,トロピカルフルーツのジュースやコーラで割ってさくさく飲めてしまうので危険です。 ウィスキーは・・なんか,ふた昔前の(今もかな?)ト※スみたいな「消毒くさぁ〜い」独特の香りで,たぶん好みが割れると思います(私の口には合わなんだ)。
その他,酒屋に行くとワイン・ビールなどからリキュール・高級スコッチにいたるまで,世界各地のものが輸入されて並んでいました(日本酒はなかったような気がするけど)。 値段は,日本の激安酒屋と同じか少し高いくらい。 現地の人にとっては高価すぎるようですが,日本からの旅行者としてはけっこう魅力的な値段(でも8月からの付加価値税導入で変わったかも)。
ひとつだけ注意が必要なのは,週末(土曜日の朝11時から月曜日の朝7時半まで?)には酒屋やスーパーでアルコール類を売ってはいけないという,いわゆる 'weekend rule' 。 店にずらぁ〜っと品物は並んでいるのに売ってもらえないので,買い忘れていたりするとすごいストレスです(レストランやホテルのバーでは飲めるのに・・)。
バヌアツの電話料金(1998年8月1日から) - Telecom Vanuatu Ltd. の新聞折り込み広告より抜粋 - 単位はVT(バヌアツ・バツー),8月から実施の付加価値税込み。
国内通話 標準(6:00-18:00) 割引(18:00-翌朝6:00)
Local 20.25 / 210 sec. 20.25 / 360 sec.
Adjacent 20.25 / 70 sec. 20.25 / 180 sec.
Non Adjacent 20.25 / 35 sec. 20.25 / 180 sec.
Internet 20.25 / 60 sec. 20.25 / 60 sec.
国際通話 標準(6:00-20:00) 割引(20:00-翌朝6:00)
IDD Z1 180.00 / 60 sec. 135.00 / 60 sec.
IDD Z2 274.50 / 60 sec. 205.88 / 60 sec.
IDD Z3 333.00 / 60 sec. 249.75 / 60 sec.
IDD Z4 384.75 / 60 sec. 288.56 / 60 sec.
※ Z1: Australia, Fiji, New Caledonia, New Zealand
Z2: Papua New Guinea, Solomon Islands, other South Pacific Countries
Z3: Europe, Rest of Pacific, Hong Kong, Japa, Taiwan
Z4: Africa, North and South Americas, other Asian Countries
国内通話の Internet というのに興味をそそられます。 Telecom Vanuatu はインターネットのプロバイダ事業もしているようですが,もし日本のQ2プロバイダーのように契約不要で誰でも接続できるサービスだとしたら,旅行者にはありがたい存在なのですがねぇ。
あと国際電話関連で,KDDのジャパンダイレクト・スーパージャパンダイレクトは「バヌアツからは不可」だそうです。
ちょっとマジメな話。
[A]
大平洋に散在する島々では,熱帯性の気候の割にはマラリアの危険がない国が現在は多いのですが,残念ながらバヌアツでは注意が必要です。 マラリアはハマダラカという蚊が媒介する病気で,この蚊は夜間に吸血活動をする習性があるので日暮れから夜明けまでは要注意タイム。 マラリアの病原体(原虫)には4種類あって,その中で「熱帯熱マラリア原虫」に感染すると重症化して命を落とすことがあり危険です。
予防の基本は「蚊に刺されないこと」に尽きますが,万一刺されて感染した場合に発病を予防するために抗マラリア薬を予防的に内服する方法も併用されます。 日本では,予防薬として最も有名な「クロロキン」が「クロロキン薬害事件」以来入手できなくなったことと,そのために一時期不用意に予防薬として多用された「ファンシダール」(本来は発病した人を治療するための薬)で強い副作用による死亡者が出たことなどから,「運悪く発病したら治療を受ければよい」と積極的には予防内服を勧めない傾向がありますが・・(たとえば,厚生省:海外渡航者保健情報 <http://www.mhw.go.jp/topics/kaigai/index.html> など)。
私自身は,日本に帰国後に発病した場合に正しく診断してもらえる保証がないことと,治療のために長期間仕事を休むわけにもいかないことを考えて,多少の副作用の危険は承知で予防内服することを選びました。 バヌアツでは,パプアニューギニアやソロモン諸島と同様にクロロキンが効かない「薬剤耐性熱帯熱マラリア原虫」の割合が高いため,予防薬には「メフロキン」という薬が第一選択薬です(World Health Organization: Weekly Epidemiological Record; Vol.72 No.13: p.94 など)。
メフロキン(商品名:ラリアム Lariam)による予防法は,
1. マラリア汚染地域に入る1週間前から開始。
2. 週1回(1回に成人で1錠)内服する。
3. 汚染地域を出たあとも4週間は内服を続ける。
この中で最も重要なのは 3. で,これを忘れたために帰国後に発病することが多いそうです。 (現地の医者は「出国後2週間」と言いますが,熱帯医学の教科書には4〜8週間と書いてあります。)
メフロキンは,バヌアツやオーストラリアでは医者の処方があれば旅行者でも町の薬局で簡単に買うことができますが,日本では未承認薬のため通常のルートでは入手できません。 私はポートビラの Westpac Bank の向かいの The Drug Store の2階にある Port Vila Medical Centre (Dr. Finberg, Tel:678-22826) で処方箋を書いてもらって,1階におりて薬を買いました。
費用は,処方箋を書いてもらうのに 3000 VT ,薬代が「ラリアム」16錠で 11230 VT 。 1錠 900 VT と考えると高いですが,週1回の内服でよいので1日あたり 130 VT と思えば,まぁ理解できる範囲でしょう。 (正確な記憶ではありませんが,去年オーストラリアで買ったときも同じくらいの価格だったように思います。)
メフロキンの副作用は主に神経系の症状で,「ヘンな夢を見る」「めまいがする」など。 「けいれん」などの重い副作用は1万人に1人以下だそうです。
私は去年と今年とそれぞれ7週間ずつ内服しましたが,去年は4週め頃から「めまい(外界が回る)」に何回か襲われました(ずっと調子が悪いわけではなくて,ベッドに寝ているときにたまぁ〜にぐるぐるっと世界が回って「おっ,来た来たっ」と思う程度)。 内服を終わったあとは,いつのまにか回らなくなりました。 今年は,なんかいつもと違う雰囲気の夢をよく見るなぁ,ってくらいで「めまい」は気配だけたまに感じますが去年よりずっと軽いです。
ただ,軽いとは言っても「(回転性の)めまい」という症状は一瞬でも空間的な感覚を失いますので,もしかしたらダイビングをされる方は気をつける必要があるかもしれません。
「旅先で医者にかかるヒマなんてない,着いたらすぐに離島に行っちゃう・・」という方には,日本で唯一手に入る予防薬として「ドキシサイクリン(商品名:ビブラマイシン)」があります。 ただし,毎日(帰国後も4週間)内服を続けなければならないので,非常にメンドウです。
[B]
マラリア以上に南太平洋諸国で問題になっているのが,デング熱と,その重症型(?)であるデング出血熱やデングショック症候群。
お隣のニューカレドニアでは今年前半に首都ヌーメアを中心に大流行して騒いでいるようですが(7月13日までで 2443人の患者発生,とか),バヌアツでは幸いほとんど発生していないようで,7月はじめに滞在したときに新聞に出た記事では「首都ポートビラ周辺で 153人の患者(疑い患者含む)が発生したが,リゾート地や他の島では,いまのところ発生なし。」だそうです。
デング熱を媒介するネッタイシマカは,マラリアのハマダラカとは反対に昼間に吸血活動をするので,両方が流行しているところでは一日中気が抜けません。
重症にならない限りは命に関わるようなことはないですが,帰国後に「ひどい頭痛を伴う高熱」に見舞われたときには,マラリアの他にデング熱の可能性も考える必要があります。
[C]
蚊が媒介する病気の予防の一番のポイントは,あたりまえですが「蚊に刺されないようにする」ことです。
1. なるべく肌を露出しない服装をする。
2. 露出した肌には昆虫忌避剤(虫よけ)を塗る。
3. 網戸のある室内でも,既に入ってきている蚊がいるので,殺虫剤スプレーや蚊取り線香を使う。
4. 就眠時は,可能なら蚊帳を使用する。
ポートビラに滞在する予定があれば,虫よけも殺虫剤スプレーも蚊取り線香もスーパーやドラッグストアで簡単に買えるので,わざわざ日本から持っていくことはないでしょう。 むしろ虫よけに関しては,日本のものは濃度が薄いため効果に不安があります。
虫よけ成分として効果が期待できるのは「DEET(一般名:N,N-diethyl-meta-toluamide)」という物質で,その他の自然成分として売られている「ホホバオイル」や「レモングラス」などについては効果があるかどうか疑問,と書いてある本が多いようです。
ある本によれば,成人用としてはDEETの濃度は15%以上が望ましいとのことですが,日本で売っているDEET製品はどれも10%以下。 バヌアツや,去年見たオーストラリアの薬局にはDEET濃度15〜40%とかのものが多く,最高では80%というキョーレツなものもあります。 種類も豊富で,たとえばポートビラの The Drug Store には
・Aerogard
・Aust-repel
・BUSHMAN
PLUS
・RID
・Tabard
・WACK
OFF
と6種ものブランド(アルファベット順)が並んでいました。
ただし,子供に使う場合には皮膚からの吸収が多く副作用の危険が高いことから,「10〜20%以下の濃度にとどめるべし」なので,日本製のものはお子様用には良いですね。